本格的な通院開始。まずは勉強会に参加【体験談:第5話】
不妊症勉強会があるクリニックへ
家から近めで夜八時まで開院しているクリニックへ決めた私は、すぐに連絡しました。
そのクリニックでは、まず初診の方に「不妊症とは何か」「妊娠のしくみ」「不妊症の検査内容」「不妊症の治療」「費用について」の勉強会が開かれます。
大まかな概要が知ってからの方が治療がスムーズにいくからだそうです。
足の骨折・喘息が改善されてきた私は、少しでも早く始めたかったのですが、予約がいっぱいで1ヶ月待ちと言われました。
この時、不妊で悩んでいる人はたくさんいるんだなと思いました。
主人と一緒に勉強会へ
1ヵ月後の土曜日、主人と一緒に勉強会へ参加しました。
6組の夫婦が参加しており、年齢は30代がほとんどだったと思います。
不妊症の検査には
- 血中ホルモン測定
- 抗精子抗体検査
- 頚管粘液検査
- AMH(抗ミュラー管ホルモン検査)
- 子宮卵管造影検査
- 精液検査
- 経膣超音波検査
があると説明を受け、生理周期によって検査を受けられる時期が異なるので、基礎体温を忘れずに記録していくように言われました。
その日、私の場合は尿検査を行い、経膣超音波検査をして、卵胞の発育状態や筋腫があるかどうか等の確認で終わりました。
34歳になって2ヶ月目に、不妊検査を開始しました。
医師からは「検査をしながら不妊原因の特定を急ぎますが、卵胞の発育状況を見ながら排卵日の時期を特定していくので、その時期に性行為をしてタイミングをとるようにしてください。」と説明されました。
この頃から、生理周期を中心とした生活が始まるのです。
今、考えれば、タイミングをとる時期は風邪をひいてはいけない、主人に早く帰宅してもらわなければいけない等、「・・・しなくてはいけない」と言う生活が、すごいストレスだったのかもしれません。
東京都在住Kさんの不妊治療体験記 全15回
- 【第1話】 あれ、私って不妊かもしれない?
- 【第2話】 大学病院・婦人科へ相談。仕事をしながらの不妊検査
- 【第3話】 不妊治療の現実を知った最初の診断。
- 【第4話】 足の骨折・アトピー喘息を患いながらの不妊治療
- 【第5話】 本格的な通院開始。まずは勉強会に参加
- 【第6話】 不妊検査の開始。私の検査の具体例は
- 【第7話】 天国から地獄へ。卵胞刺激ホルモンの数値が
- 【第8話】 医師たちの見解・もう一つの検査
- 【第9話】 旦那の精液検査の結果は・・・
- 【第10話】卵管造影検査を実施。痛みは・・・
- 【第11話】姉からの説得。人工授精の決意
- 【第12話】仕事を正職員からパートへ。人工授精開始
- 【第13話】転院。そしてリフレッシュの為の旅行へ。
- 【第14話】喧嘩。基礎体温変化。そして待望の・・・
- 【最終話】妊活を始める人へ。自分を休ませてあげる時間を設けて。