卵管造影検査を実施。痛みは・・・【体験談:第10話】
治療の一環でもある卵管造影検査
ほとんどの検査を実施し、最後に残っていた卵管造影検査は治療の一環でもあると説明されていました。
この検査を行うと、精子の卵管の通りが良くなる為、卵子と出会う確率も増え妊娠率がアップするようです。
ちなみに妊娠率が上がるのは検査後3ヶ月ほどです。
この期間はゴールデンタイムとも呼ばれ、妊活を行う夫婦は普段より性行為の回数を増やすなどして、妊娠率の向上を図ると聞きました。
クリニックによっては、検査前に鎮痛剤を服用もしくは挿入し、検査後の生理痛のような痛みを予防するところもあるようですが、私は何も服用せず検査開始されました。
この検査は、卵管に管を通して造影剤を流し、卵管に詰まりがないかどうか卵巣の形に問題がないかどうかを見ます。
使用した造影剤は、徐々にお腹の方へ流れていくので問題なく、検査翌日にレントゲンで無事に排出されたかどうかを確認してもらえました。
ピリピリするような痛み
私は造影剤の利用が初めてだったので、造影剤に恐怖心がありました。
実際、卵管に流した時は、ピリピリするような痛みがあり早く検査が終わって欲しいという感じでした。
検査自体はすぐに終わりましたが、その後すぐに生理痛のような痛みが出始めたので、処方された鎮痛剤を服用して30分くらい部屋で休みました。
卵管造影検査の結果は
結果はすぐに教えてくれました。
パソコンで画像をみながら卵管に詰まりもなく、卵巣の形も問題ないと言われました。
この検査を終えて、私にもゴールデンタイムがやってきたと思いました。
だから逆に普段より力を入れずに自然に取り組める気がしました。
不妊検査を始めて2ヶ月半が過ぎた頃でした。
ちなみにこの検査の金額は8000円程度でした。
東京都在住Kさんの不妊治療体験記 全15回
- 【第1話】 あれ、私って不妊かもしれない?
- 【第2話】 大学病院・婦人科へ相談。仕事をしながらの不妊検査
- 【第3話】 不妊治療の現実を知った最初の診断。
- 【第4話】 足の骨折・アトピー喘息を患いながらの不妊治療
- 【第5話】 本格的な通院開始。まずは勉強会に参加
- 【第6話】 不妊検査の開始。私の検査の具体例は
- 【第7話】 天国から地獄へ。卵胞刺激ホルモンの数値が
- 【第8話】 医師たちの見解・もう一つの検査
- 【第9話】 旦那の精液検査の結果は・・・
- 【第10話】卵管造影検査を実施。痛みは・・・
- 【第11話】姉からの説得。人工授精の決意
- 【第12話】仕事を正職員からパートへ。人工授精開始
- 【第13話】転院。そしてリフレッシュの為の旅行へ。
- 【第14話】喧嘩。基礎体温変化。そして待望の・・・
- 【最終話】妊活を始める人へ。自分を休ませてあげる時間を設けて。