不妊治療するなら近くて通いやすいところを選ぶべき【体験談】
私は二人目が欲しいと思った時に、はじめは自己流で妊活をしていました。
第1子の時と同様に、基礎体温を測って、タイミングを合わせて夫婦生活を行うという方法でした。
しかしなかなか子供を授かることができませんでした。
当時私は37歳になっていましたし、もしかすると自然に妊娠するのは難しいのかな?
と思ったこともあります。
そのため産婦人科を訪れて検査してほしいと思ったのですね。
その当時私が住んでいたところは、香川県でした。
産婦人科が減って、出産できるところが減ってきているという現状の中で、どこの病院に通うべきかということを迷いました。
またわたしの友人の中にも不妊治療に通っている人もいましたが、なかなか治療を重ねても結果が出ないため、もっと良い治療成績を求めて遠方の病院に転院するという人もいました。
その中には、不妊治療に通うのに片道1時間はかかるという人も!私は具体的に不妊治療はどんなことを行うのか、どんなに大変かということを知らなかったのですが、友人などの体験談からだんだんと不妊治療の難しさを自覚するようになりました。
それによって分かったことは、不妊治療をする時は1度通って終了というわけではなく、継続して通う必要があることでした。
またそれは子供ができるまでだから、いつまで続くか分からない…治療を始めるのは簡単でも、終了するのはとても大変なんだなと思いましたね。
まずはタイミング療法から始めてみようという治療計画になりました。
そんな私は産婦人科で検査を受けた時に、原因がはっきりわからず、まずはタイミング療法から始めてみようという治療計画になりました。
不妊治療には時間がかかることは知っていましたが、タイミング療法だけでも、同じように時間がかかるのですね。
大体生理から3日目、そして生理終了後5日目くらいにも病院に来るように言われました。
そして採血でホルモン量をチェックし、エコーなどで卵巣や子宮の状態を観察するということを続けたのです。
また指示された日に夫婦生活を行い、その後また病院を受診しなくてはいけませんでした。
タイミング療法だけをするにしても、月に3回は病院に行かなくてはいけませんでした。
そのため仕事をしながら不妊治療に通うことって、とても負担に感じていたのです。
私の友人の場合は、看護師で夜勤をしていたので、夜勤後の眠い目をこすりながら、1時間かけて病院に通っていましたね。
私よりももっと高度な治療をしていたので、病院に通う回数も多く、自宅でも自己注射をしていたほど。
そのためかなりの負担であったといいます。
そんな私は、二人目の不妊だったので、ある程度頑張って無理だったら諦めようとも思っていました。
そのためなかなかできなくても無理はせず自分の通いやすい病院、そして通うのに負担にならない病院を選んだのです。
自分の通いやすいところを選んで通うことも大切だなと感じています。
私は自分の経験と友人たちの体験を聞いて、不妊治療をするためには、治療成績の良い病院に通うことも大切だけれど、自分の通いやすいところを選んで通うことも大切だなと感じています。なぜなら、不妊治療は、先の見えない治療で妊娠しなければなかなか終わりが見えません。
そのためかなりの無理をして病院に通う、それ自体がストレスになることにもなるのです。
また不妊治療というのは自分一人の問題ではありません。
必ず夫というパートナーの存在を考えなくてはいけませんね。
私が通う病院では、大半の人が女性一人で通ってきていましたが、中には男性の姿が。もしかしたら、男性側に不妊の理由があったのかもしれません。
しかしながら男性も仕事を休んで受診に来るのはとても大変。
そこで考えるのは、やはり病院受診のしやすさではないでしょうか。
私の体験から、もしも不妊治療をするときには、なるべく近くて、通いやすいところを選ぶべきだと思っています。