仕事をしながらの不妊検査
私は、子宮頸癌の検査を2年に1回 区の検診で受けていたので、その担当医師にも基礎体温表を見せて、何か問題がないかどうか・何故妊娠できないのかを聞き出そうとしていました。
その担当医師は表をみて、「低温期・排卵期・高温期がちゃんとあるから今のところ大丈夫そうね」と言いました。
私はその言葉にいつもホットしました。
しかし、医師は「もし子供が早く欲しいなら・・・」
でも、その医師は「もし子供が早く欲しいなら、一度不妊検査を受けてもいいんじゃないの?病院やクリニックで実施する内容が異なるかもしれないけど、検査に問題なければ安心するしね。」
と付け加えました。
私は、家に戻って主人にそのまま話しをしました。
主人も早く子供が欲しかった為、私の考えに同意してくれたので、すぐにJ大学病院の婦人科へ予約をとりました。
その当時、私は34歳の誕生日を1ヶ月前に控えていました。
混んでいる大学病院で不妊検査を
大学病院を選んだのは、規模が大きい為しっかり検査してもらえるんじゃないかと言う考えと安心感があり、その当時私は月曜日から金曜日まで仕事をしていた為通院するのは土曜日しかできないと考えていました。
土曜日に受診可能な婦人科を検索したところ、J大学病院になったのです。
やっぱり大学病院は混んでいますね。
予約をとったにもかかわらず、3時間以上も待たされました。
こんなにも婦人科疾患で悩んでいる人達がいるのかと驚き、又時たまに産婦人科から出てくるお腹の大きな女性やその夫婦が幸せそうに話す姿を見て悲しくなりました。
そして、私が出会った最初の医師は不妊治療チームのリーダーでした。
東京都在住Kさんの不妊治療体験記 全15回
- 【第1話】 あれ、私って不妊かもしれない?
- 【第2話】大学病院・婦人科へ相談。仕事をしながらの不妊検査
- 【第3話】 不妊治療の現実を知った最初の診断。
- 【第4話】 足の骨折・アトピー喘息を患いながらの不妊治療
- 【第5話】 本格的な通院開始。まずは勉強会に参加
- 【第6話】 不妊検査の開始。私の検査の具体例は
- 【第7話】 天国から地獄へ。卵胞刺激ホルモンの数値が
- 【第8話】 医師たちの見解・もう一つの検査
- 【第9話】 旦那の精液検査の結果は・・・
- 【第10話】卵管造影検査を実施。痛みは・・・
- 【第11話】姉からの説得。人工授精の決意
- 【第12話】仕事を正職員からパートへ。人工授精開始
- 【第13話】転院。そしてリフレッシュの為の旅行へ。
- 【第14話】喧嘩。基礎体温変化。そして待望の・・・
- 【最終話】妊活を始める人へ。自分を休ませてあげる時間を設けて。