妻と私が不妊治療を始めた理由とキッカケ 【不妊治療体験ブログ】
妻の不妊治療に付き添い、不妊治療を開始しました。
「赤ちゃんが欲しい」、会社から帰宅したばかりの私に、いつになく真面目な顔で、妻がそう訴えたのは、東京の中心部で暮らし始めてから、ちょうど結婚5年目のことでした
一回り歳下の妻は、当時33歳になっていました。
「30を過ぎるまで子供はいらないからね」、なんて強情はって仕事も遊びも、それから旅行も満喫していた妻と私でした。
妻の大学の同級生たちは、次々に子供を産み、小学生になる子もいたりで、育児に悩みながら毎日の生活を送っています。
同窓会で子供へのあこがれが・・・
そんな現実を、ミニ同窓会の宴席で聞いてきた妻の内面に、ある変化が起きました。
子供を生むなら早い内がいい、なぜなら、育児に必要な体力や気力もそうですが、歳を追うごとに、高齢出産のリスクが高まることを理解したからです。
同窓会で友達の話を耳にして、少し焦りを覚えたこともありました。
妻の持病?「激しい生理痛」が実は・・・
とはいえ、「まだ33歳じゃん、排卵日目指してがんばればできるよね」、そんな軽い気持ちでいたことは、確かです。
ですが、それから何度がんばってみても、妊娠の兆しは一向に見えず、それに増して、持病なのか、激しい生理痛に襲われ、倒れ込むこともしばしばありました。
この激痛の原因が、妻が妊娠できない理由であることを、後々、不妊治療を行った中央区銀座のクリニックも、また翌年、激痛で一週間ほど入院した、お茶の水の大学病院でも、発見できなかったのです。
妻が不妊治療を始めたのは、35歳の時です。
当時、不妊治療に関する知識がなかった私は、1回か2回やれば妊娠するだろう、くらいに考えていました。
やがて、その考えがとんでもなく甘かったことを、思い知らされることになるのです。
東京都在住
K・Mさん
- 第1回「妻の不妊治療に付き添い・・・」
- 第2回「不妊原因不明のまま、・・・」
- 第3回「妊娠発覚も・・・」