私がチョコレート嚢胞と子宮内膜症を乗り越えた方法。【体験ブログ】
私の場合は6mm程度のチョコレート嚢胞でした。
元々生理が酷くPMSであることは自分でも分かっていたのですが、結婚を意識するようになった頃、子宮内膜症の初期段階であると診断されました。
私の場合は6mm程度のチョコレート嚢胞で、今すぐどうにかしなければならないというような深刻なものではなかったため、投薬や手術を行うことはなく、経過観察となりました。
医師の話では規則的な生理がある限り、妊娠の可能性は健康な人と同じだけあるから心配いらないとのことでしたが、嚢胞がこれから先大きくならないとも言い切れず、出来ることなら無くしてしまいたいけれど、ひとまずは肥大しないことを目標に、将来のことも見据え健康について調べてみることにしました。
その中で一番はじめに興味を持ったのが布ナプキン。
それまで当たり前に使っていた紙ナプキンの在り方を覆す存在でした。
本来女性の体には、月経血を排泄する排経という機能が備わっているのですが、長年の紙ナプキンやタンポンによる“血液の垂れ流し”のような状態が、子宮やその周辺の筋肉の力を弱め排経できなくさせてしまっているとのこと。
そして、取り替えるまでは化学薬品の作用で冷えて固まり、雑菌が繁殖したものが常に肌に当たっているということ。
これが膣や子宮、ひいては体全体を冷やし、性病を招く原因なのだそうです。
冷静に考えると、体に良いはずがありません。
ただ、いきなりお金を出して既製の布ナプキンを使う勇気が持てず、ひとまずは手持ちの不要になったハンドタオルを三つ折りにして下着に添えることからスタートしました。
で、これが一発で効果てき面。
下着の中が温かく、ナプキンもフワッとしていてとても心地が良いのです。
いつも生理中は下腹部が冷たく硬直していたのですが、ポカポカしているお陰か生理前と変わらない柔らかさでした。
あんなに酷かった痛みも皆無で、冷えが痛みを引き起こすというのは本当なんだなと思いました。
そして肝心の排経。
上級者の人に報告したら「一回でマスターできるのは珍しい!」とのこと(笑)排泄の際に出血があり、ナプキンに目をやると肉眼で確認できる汚れは一つもありませんでした。
それでもマメに取り替える必要はありますが、汚れているか否かでなんとなく気分が違いました。
それからというもの、毎日の経過が珍しさもあり面白く、紙ナプキンを全て破棄し遂には自作の布ナプキン制作まで。
ついでに体を締め付けないようにと、今度はふんどしパンツまでも手作りして使うようになりました。
血液循環の不良=冷えということで迷いなく挑戦しました。
下着の締め付けは、毛細血管の循環をもせき止めてしまうとのことで、血液循環の不良=冷えということで迷いなく挑戦しました。
次第に日頃の下着はふんどしパンツ、生理中は市販されている専用のもので布ナプキンを軽く固定、という風に自分の中でルールが出来上がりました。
生理の度に自分の体と向き合っているような気がして、不思議と毎月の生理が楽しみになっていました。
そしてはじめて布ナプキンを使ってちょうど半年後、思いがけず妊娠しました。
念のために卵巣を診てもらうと、驚くことに嚢胞がなくなっていました。
病気の原因の一つに、子宮から卵巣への血液の逆流が挙げられているチョコレート嚢胞。
わずか半年ではあるものの、血流改善に努めたことで排出できたのだと思います。
本当にびっくりしました。
布ナプキンとふんどしパンツに大感謝です。
今お腹にいるこの子を無事出産して生理が来たら、またこの二つにお世話になります。
不妊治療と聞くと医療機関に通うイメージが強くありますが、もっともっと身近なところ・・・自分自身にも変えられるところ、できる事はあるんだなと身を以て実感しました。
私のこの実体験が今悩んでいる方のヒントになれば幸いです。