不妊専門のクリニックに通院して思うコト。【体験ブログ】
「不妊かも?」と思ったらまず最初は近所の婦人科を受診してみることをおすすめします
赤ちゃんを望んでいるけれどしばらく妊娠できない、もしかして不妊?と悩んだ時にまずはクリニックを受診してみようと考えると思います。
ただし婦人科の受診自体が初めてだとかなりハードルが高く、またどのクリニックに行ったら良いのか…など悩みは深いものです。
私も30歳のとき、結婚して子どもを望んで1年経っても出来なかったので同様のことで悩み、なかなか思い腰が上がりませんでした。
しかし年齢的にもゆっくりすればするだけ不利になるし、もしなにか原因があるのなら早めに治療しないといけない!と一念発起してついに不妊治療の門をくぐりました。
私が初めて行ったのは、いわゆる不妊専門のクリニックでした。
専門クリニックだとどの患者さんも不妊で悩んでいる人で、必要ならば高度医療も受けられるということで、その方が通いやすいしメリットもあると思ったのです。
ネットでいろいろ調べてクチコミで評判の良いところにしたので、初診の予約は2ヶ月先になりました。
ハラハラドキドキしなから受診しましたが、診察や必要な検査は粛々と進み、あっという間に終わりました。
結果は特に異常は見当たらないのでしばらくタイミング法をしながら、その都度必要な検査をしていきましょうということでした。
その後、毎月排卵を特定するため排卵前の時期に2~3回ほど通うことを続けました。
通院には1時間程度かかり、当時パートで仕事もしていたので結構負担になりましたが、診察はほんの5分もないくらいでした。
不妊クリニックとして人気の医院で、カウンセリング体制などもしっかりしていて安心というクチコミが多かったのが決め手で通いましたがそれはおそらく体外受精や顕微授精など高度医療に進んだ場合のことだったようです。
私はその医院でタイミング法を4ヶ月くらい続けた後、身内のことで慌しいことが続き、少し治療を休んでいる間に妊娠できました。
そして妊婦として通った近所の産婦人科が、不妊治療も行っている医院でした。
体外受精などができる設備はありませんが、とても経験豊富で信頼できる気さくで話しやすい医師と、なんでも相談できる雰囲気の助産師さんが不妊治療も担当しているようだったので、その時に初めて何も遠くの不妊専門クリニックに行かなくても、この産婦人科に相談にくればよかったなと思ったのでした。
産婦人科は健診の妊婦さんたちの姿が目立つので、不妊治療としては通いづらいとは思うのですが、その場合は分娩設備のない「婦人科」も良いと思います。
私がタイミング法で受けたエコーでの卵胞チェックは、特に不妊治療をうたったクリニックでなくても婦人科ならどこでも可能な検査です。
不妊専門クリニックはどこかに問題が見つかった場合、もしくは治療をはじめてもなかなか妊娠できずに次の段階に進みたいときに受診するのが正解だと自分の経験から感じました。
不妊治療はどうしても頻繁に通うことになるので、通院の負担を減らすためにもまず最初は近くのクリニックに相談されることをおすすめしたいです。