不妊治療を始めるべきか。クリニックの門を叩く決意。【第7回】
【第7回】私が不妊治療を始めたキッカケ【Aさんの成功体験ブログ】
基礎体温を半年間計測し、排卵検査薬も併用してタイミングを取るも毎周期やって来る月経。トイレに行って確認をするのが段々暗い気持ちになり始めた頃、その年の終わりが近づいていました。
新しい年には、お腹に赤ちゃんが来てくれたらと祈るような思いが強くなり、その思いと同時に、本当に妊娠は出来るのだろうかという膨れ上がる不安。
このままで良いのだろうか、もう暫く今の妊活を続けていれば妊娠は出来るのだろうか。
いや、何かを始めねば卵子も老化し減少して行くばかりではという焦り。
妊活・・・不妊治療、よく聞く。どういう治療なんだろう。でも、怖い。
なんとなくのイメージはあった「不妊」治療
テレビでも、最近では不妊治療について取り上げる番組が見受けられ、詳しい実態は知らぬともなんとなくのイメージは掴めていました。
どうしても、「不妊」という言葉が引っ掛かる。
妊娠が出来ないと書いて、不妊。不妊だと自分を認めたくはない、認める気持ちなんてない。
治療を視野に入れるという事は、通院するという事は不妊だと認めるような気がして・・・。そんな葛藤や悩みが1ヶ月ほどありました。
その間に、悩みながらもどんな治療をするのか、費用はいくら?検査はどんな事?などネットで気になる事を片っ端から調べたんです。
Twitterでフォロアーに相談
調べる中で経験者、一歩先を行く人の声が一番心に響くと思い、Twitterのフォロワーさんで時を同じくして通院を開始された方がいらっしゃり、彼女に相談をしてみました。
とても親切に私の不安や気になる事を教えて下さり、前に進む為に通院するという思いが強まりました。
彼女に背中を押して貰ったんです、本当に。
通院すれば、必ずしも授かる。
通院しなければ妊娠の可能性は低い。
そういう事では決してないけれども、でも通院して検査や治療をする事は妊活の一つ。妊娠へのプロセスの一つ。
精神的にも金銭的にも、正直に辛い部分もある通院。
検査も治療も、決して安い訳ではないですし長期通院になる可能性も考えられます。
原点に立ち止まる。
色々悩むけど、どうしたいのかを考えるには原点に立ち止まろうと思いました。
純粋なる赤ちゃんに逢いたいという思いは変わらない。
一日でも早く赤ちゃんに逢いたい、お腹に来て欲しい。その思いがあるならば、躊躇してばかりは居られない。
赤ちゃんに逢うまでの時間が短くなるならば、通院する決断を今、する時なんだろうなと思いました。
1ヶ月ほどの悩んだ期間を経て、年明けにはクリニックの門を私は叩いていました。
続きはこちら >>第8回 「夫との心の距離。離婚話から共に頑張り歩幅を合わせるまでの道のり。」
不妊治療成功者「Aさん」のブログ【全30回一覧】
- 第1回 「授からない?疑問を抱き始めたきっかけ。「妊活」という言葉との出逢い。」
- 第2回 「勘違いしていた自分の体。若いから大丈夫は根拠の無い自信。」
- 第3回 「「妊活」情報収集も大切。活用したツール。仲間の存在。」
- 第4回 「親友、信頼出来る人には伝える事。」
- 第5回 「悲しむ前によくチェック。生理の状況を観察して欲しい。」
- 第6回 「低温期と高温期。お薦めの過ごし方と気を付けたいポイント。」
- 第7回 「不妊治療を始めるべきか。クリニックの門を叩く決意。」
- 第8回 「夫との心の距離。離婚話から共に頑張り歩幅を合わせるまでの道のり。」
- 第9回 「仕事と通院、家事との両立。どう乗り切ったか。」
- 第10回「思い切ってお休みする時間も大事!充電期間も作ろう。」
- 第11回「家族への打ち明け。家族の支え。」
- 第12回「頑張る自分へのご褒美~毎月小さなものでもプレゼント~」
- 第13回「クリニック選びのポイント・実体験より。」
- 第14回「クリニック以外に取り組んだ事~日課編~」
- 第15回「クリニック以外に取り組んだ事~食事編~」
- 第16回「クリニック以外に取り組んだ事~運動編~」
- 第17回「クリニック以外に取り組んだ事~サプリ編~」
- 第18回「クリニックでの治療歴。ステップアップへの決断と夫の反対。」
- 第19回「クリニックでの検査歴。どんな検査があるのか。」
- 第20回「妊活中、気を付けていた事。~生活編~」
- 第21回「妊活中、気を付けていた事。~思考編~」
- 第22回「妊活、クリニックの費用」
- 第23回「これをして授かった!!あなたに合った妊活がある」
- 第24回「妊活中に一番辛かった事」
- 第25回「妊活中に一番頑張った事」
- 第26回「妊活、不妊治療中の心の支えは。言霊~言葉に宿る力を信じる~」
- 第27回「妊活、不妊治療を振り返って~今、思う事~」
- 第28回「日本の生殖医療、クリニックへ思う事。頑張る人を支える周りのあるべき言動とは。」
- 第29回「夫よ、ありがとう。我が子へ、心からありがとう。」
- 最終回「頑張っている皆さんへ。」