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私の不妊治療費(AIH5回、IVF1回、各種検査) 総合計【体験ブログ:第4話】
1年間の不妊治療にかかった費用について正確にお伝えします。
不妊治療のため病院にかかった期間は2013年12月から2014年12月の1年間。
初めの産院で行った費用は診察料、検査費用、クロミッド処方費用、精液検査2回分の費用を合わせて、計15000円程でした。
転院先の高橋ウィメンズクリニックでかかった初めの検査費用は、すべて合わせて37100円でした。
人工授精は1回18000円~20000円の費用がかかりました(エコー、精液調整、感染防止の抗生物質の処方含む)。こちらに更に事前の通院で実施される卵胞チェックのためのエコー代が毎回1810円かかります。
1度の卵胞チェックでは排卵日を図るのは難しいため、人工授精までの通院は2~3回ありました。
よって、1回の人工授精でかかる費用はおおよそ21620~25430円でした。
人工授精は5回実施しましたので、トータルで122628円でした。
最も多額の治療費を払った体外受精
体外受精について、数回の通院、排卵誘発のための自己注射(アンプル用)費用と血液検査、ホルモン剤の処方すべて合わせて62646円でした。
一回の採卵費用が108000円。
こちらに卵子・精子処理料、全身麻酔の麻酔管理料、点滴代、抗生物質20錠分が加わり、トータルで153576円でした。
採卵した卵子と精子を培養する費用が118800円、できた受精卵を凍結する費用が46620円でした。
採卵後に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になったのでその分も加算
私の場合、採卵後に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になり、通院と血液検査を行いましたのでその分の費用として5220円かかっています。
拡張胚盤胞移植前の通院費とホルモン剤の処方・エコー代に合計7130円、胚盤胞の移植に64800円、同時に処方されたホルモン剤の費用が5620円、合計77550円でした。
2週間後の妊娠判定の際にかかった血液検査とホルモン補充の注射の費用は15776円でした。
最終的な総費用は・・・
よって、1年の通院でかかった費用のトータルは654916円でした。
このうち、県の不妊治療助成金を申請し、採卵費用150000円が手元に戻ってきたのと、確定申告にて医療費の申請をしたところ39209円の還付を受けました。
まとめると最終的な実質負担は465707円でした。
不妊治療費 詳細
●近所産院
診察・血液検査:15000円
●高橋ウィメンズクリニック
初期検査:37100円
人工授精(5回):122628円
体外受精(1回):
通院・注射代:62646円
採卵・麻酔管理料他:153576円
卵子培養・凍結:165420円
採卵後通院:5220円
胚盤胞移植:77550円
通院・妊娠判定:15776円
治療費合計:654916円
補助金・還付金
県不妊治療助成金:150000円
確定申告還付:39209円
補助金計:189209円
実質負担
(治療費合計:654916円)-(補助金計:189209円)=465707円
私の不妊治療体験談「Fさんの場合【全5回】」
- 【第1話】「私が26歳で不妊治療を始めたワケ」
- 【第2話】「仕事を辞めて高橋ウィメンズクリニックで治療開始」
- 【第3話】「早々に人工授精から体外受精へステップアップしたワケ」
- 【第4話】「私の不妊治療費(AIH5回、IVF1回、各種検査) 総合計」
- 【最終話】「26歳で不妊治療した私から現在不妊治療中の方へ」