41歳で不妊治療を経済的な理由で断念しました。【体験ブログ】
体外受精4回目で不妊治療を断念
32歳で結婚し、結果から言うと41歳の誕生日を迎えた先月に不妊治療を断念しました。
これ以上、効果のない?不妊治療を続けて高額な治療費を払い続けていくならば、夫婦二人の時間を最優先にしていこうと考えたからです。
30代は不妊治療が中心の生活だったため、生活費と貯金以外はほとんど高額な不妊治療費に消えていきました。
漢方や鍼灸、ヨガ、食事、講演
もちろん、不妊治療費だけで断念したわけではありません。
ただ、不妊によく効くと言われるものはお金に糸目をつけずになんでもやってきました。
特に漢方と鍼灸は、芸能人や有名人が行って効果があったと聞いて、かなりの期間行ってきました。
この二つも結構な金額がかかっていたと思います。
また、意外にも金額をかけていたなと思うのは日々の食事です。
基本的にオーガニック食材を使ったメニューや献立が中心で、添加物は極力使わないように心がけていました。
無農薬の野菜を毎回通信販売で購入していたので通算するとかなりの金額になっていたことでしょう。
体外受精を初めて一気に負担大
原因不明の不妊だったため、タイミング療法から人工授精(合計7回)、体外受精(4回)を行いました。
人工授精の時までは経済的な負担はそこまでかからなかったのですが、正直体外受精を始めてからがかなり大変でした。
一回が数十万ですし、前述のとおり不妊治療以外にも多くの事を行っていた我が家には結構な負担でした。
3回目が終わった時、次回の体外受精費用捻出のために節約をしていた際に、もうこれで最後にしようと不意に思ったのです。
出来るかわからない子供の為より、いつも一緒に過ごしてくれている旦那と一緒に思い出をたくさん作っていくことがもっと大事じゃないのかと痛感したのです。
その日の夜に、私から今度の体外受精で不妊治療を終えたい旨を旦那に伝えました。
旦那は黙って頷いてくれたのを覚えています。
そして、先日4回目の体外受精の結果が出ました。
結果は残念でしたが、自分の中では踏ん切りがしっかりと付いているので悲しくは無かったです。
今度は旦那と10年ぶりの海外旅行へ出かけてきます。
ゆーーっくり羽を伸ばして、今までの自分を労わってあげようと思います。