私は結婚9年目でようやく子供を授かることができました。【体験ブログ】
まずは私自身が婦人科の門をたたきました。
大学を卒業後は婦人服の販売に携わり、23歳の時に学生時代から付き合いのあった主人と結婚致しました。
まだ若いこともあり、数年は共働きをしようと決め、そのまま仕事を続けておりましたが、20代半ばに入るとそろそろ母親になりたいと思うようになりました。
当初は、まあそのうちできるだろうと二人で簡単に考えていたのですが、1年たち、2年たち…気が付くと既に30歳間近です。
流石にこれはどちらかに問題があるのではと思い、まずは私自身が婦人科の門をたたきました。
検査結果は特に異常なし。
主人にその旨を伝えて次は主人の番であることを促しました。
婦人科で改めて相談したところ、主人の朝の液体を持参するよう指示がありましたので、それに従い私が持参しました。
主人のほうは少し精子の動きが弱いものの受精に影響を及ぼすほどのものではないとのことで、少し安堵致しました。
その後も排卵日などに気を付けたり、環境を変えたり、子宝に恵まれるような体に良いものを食べたりと様々な方法を試みましたが、嬉しい兆しは訪れませんでした。
そんなある日、不安を抱いていることを聞きつけた私の叔母が実家に1000CC程のガラス瓶に入った液体を置いていきました。
それが「またたび酒」というものです。
子宝に恵まれるから是非にと母へ託していきました。
当時の記憶をたどると何やらうす茶?色した怪しげな瓶だったような。
私はもともとお酒が苦手なので、本位ではなかったのですが、ダメ元で通り無理やりおちょこで一杯をのどに流し込み体が温まるのがわかりました。
当日は12月初旬の寒い日でしたので、温かいお風呂にゆつくりとつかり、ぽかぽかのまま眠りにつきました。
それから2か月くらいして、ある日生理が来ないことに気づきました。
婦人科を受診すると妊娠2か月とのこと。
驚きながらも、私はこの「またたび酒」の事を先生に話しました。
私の場合は、元々が冷え性ということに加え、長年のデパート勤めで更に体が冷えて妊娠し難い体であったのではないかと言われました。
昔と違い、生活が楽になった分、冷房やレトルト食品などによって妊娠しにくい人も多くなっていると聞きます。
例えば朝早く起きて散歩をしたり、和食中心にしたり、今一度自然に近い形に食生活や生活環境、リズムを戻してみてはいかがでしょうか。
昔ながらのごくごく普通の生活の中に、妊娠へと道がつながっているかもしれません。