私が妊活で大いに失敗したことは・・・【体験ブログ:第5話】
焦った結果遠回りとなってしまった多くのことを後悔しています。
不妊治療をはじめて3年が経ちました。
まさかこんなに長く治療を行うことになるとは思ってもいませんでした。
結婚する前から子供が欲しかった私は、焦った結果遠回りとなってしまった多くのことを後悔しています。
一つは、お金を理由に治療に積極的になれなかったことです。
私はファイナンシャルプランナーの資格を持っているので、助成金や保険のことを調べて出来る限り負担を少なくできるよう勉強をしました。
助成金制度は利用をした一方で、医療費控除の対象にならないのならとサプリメントや漢方、鍼灸をなかなか取り入れることができませんでした。
生活費の節約も努力をしていましたが、なかなか主人に協力してもらえず「銭ゲバ」と言われたこともありました。
ファイナンシャルプランナーの資格を持っていながら、お金の失敗をするとは恥ずかしい話です。
病院選びももう少し慎重になればよかったのだろうかと思いました。
身近に重度男性不妊を扱う病院がなく、私たちにはこの選択肢しかないと思い込んでしまったのです。
もう少し視野を広げて足を伸ばして、時間をかけて病院選びをしていればと通院の回数が増える度に思うようになりました。
しかし、通ってみなければ先生との相性もわからないというのが事実です。
今でも「子宮が小さい」とだけ先生に言われたことが心に引っかかっています。
そんな風に始まった不妊治療だったことをよく覚えています。
また、主人の手術の前にはサプリメントを飲んでもらうことをすればよかったとも思っています。
そうすればもう少し凍結保存ができたかもしれない、チャンスが多くあったかもしれないと思うのです。
自身に原因があるということで落ち込む主人が通院し手術を決断してくれました。
それだけで感謝だったので、そのこと以上を強制することはできなかったのです。
亜鉛やマカは精子の運動率を高くするなどという情報は知っていただけに、やはり後悔が大きいです。
私自身も少し休んで身体を整えることをすればよかったのかな、という後悔が今はとても大きいです。
ただただ言われるままに通院して薬を飲む、先生を信じていればこのままで大丈夫だろうと思っていました。
でも、心が伴っていなかったのです。
いつか授かるのではないかという焦りから治療を休む勇気がありませんでした。
焦って良い結果を得られることは何においてもその通りだと思います。
わずかなチャンスをものにするためにも、一度立ち止まる勇気は大切だったともう時間は戻せないながらも痛感しています。