稽留流産からの人工授精5回目で陽性反応。妊娠まで。【体験ブログ】
多胞能性卵巣。流産。子宮外妊娠。人工授精。私が妊娠するまで。
私も、不妊治療を経験しました。
不妊治療は、精神的にも肉体的にも辛い長期間の戦いだったので今頑張っている方に、少しでも私の経験が励みになるのならと思い、投稿しようと思いました。
私は、思春期の頃から生理不順で、初めて生理がきたのも16歳と遅かったです。
生理も3か月に1度で量もかなりの少なさでした。
結婚し、子供がほしいと思っても生理がこないので、病院へ通うことにしました。
最初に診察や検査をし、私だけじゃなく旦那も色々と検査しました。
旦那は、最初は否定的でしたが2人の子供のためと話しをし、納得のいく形で協力してくれました。
不妊治療は1人ではできず、旦那の協力も要します。
そして、病院に通うにつれて思うことは、私はフルタイムで働いていたため、病院の空いている時間に通いにくいということと、かなりの出費にお金の心配でした。
今後、先の見えないゴールに、どれほどのお金がかかるのだろうと不安でしたが、本当に夫婦で納得し説得し、話し合いをたくさんして、治療に臨みました。
この、話し合いの経験はすごく大事なことだと思います。
検査の結果は、旦那には異常なく、原因は私にありました。
多胞能性卵巣というものでした。卵巣の中に1つ大きな卵を通常は作るものが、私の場合小さな卵がたくさんできて、大きな卵ができない状態ですと、説明されました。
そこで、まず毎日基礎体温をつけるようにということと、指示通りの期間、生理を誘発させる薬を飲みました。
そして、1日一回毎朝、注射をしました。注射は自分で行う簡単なものでした。
その後、診察に行き、排卵誘発剤を注射してもらい、先生の指示した日にタイミング療法を行いました。
最初は赤ちゃんができませんでした。この方法を1年はやってみましょう。と先生の方から言われましたが、この1回で、5万弱ぐらいの費用がかかったと思います。
私はショックで、お金の心配もしていましたが、旦那に励まされ、もう一度チャレンジしました。
2回目のチャレンジで、赤ちゃんの陽性反応が出て、すぐに病院へ行きました。
しかし、その子は、子宮外妊娠をしていました。
結果、流産しました。
本当に本当に辛かったです。
夫婦で話し合い、しばらく不妊治療は休むことにしました。
半年ほど休み、もう一度病院にいき、また、同じ治療法で3回目のチャレンジをしました。
結果は、赤ちゃんはできませんでした。
その後、4回目のチャレンジで赤ちゃんの陽性反応が出て病院に行きましたが、赤ちゃんの心拍が確認できず、稽留流産だと先生に言われました。
そこで、先生から、人工授精の話をされました。
次のステップです。家に帰り、旦那と今後のこと、お金のこと相談しました。
もう一度、チャレンジしてから、人工授精をしてみようとなり、5回目のチャレンジをしました。
そこで赤ちゃんの陽性反応が出て病院に行き、妊娠することができました。
この経験から、不妊治療はすぐに結果が出る人の方が少なく、また、精神的にも辛く、気が滅入ることもたくさんあると思います。
しかし、夫婦の絆は深まり、何度も話し合いを重ねていくことが大事だと思います。
お金の心配も絶えません。
市により、助成金が出る所もあるようです。
行政も方でも、もう少し、不妊治療で頑張っている方の補助金が出ればと願っています。