32歳から妊活を始めた私。高齢出産を目の前にして・・・【体験ブログ:第1話】
絶対に子どもがほしいと、昔から強く思っていました
私が妊活を始めたのは32歳の時でした。
当時結婚したいと思っていた相手がいましたが、親が猛反対していました。
というのは、相手はバツイチで、前妻との間に二人の子どもがいました。
私は、
「この世に生まれてきたからには、自分の命をつないでいくことこそが人間としての役割だ」
「子どもを育てること以上にやりがいのあることはない」と思っていたので(このくだりは、子どもを授かることができなかった方には大変失礼な表現になりますが)、絶対に子どもがほしいと、昔から強く思っていました。その思いが強かったので、自分のタイムリミットにはいつも恐怖を感じていました。
そして、ようやく結婚したいと思える人に出会えたのに、今度は親の反対・・・人生はどうしてこんなにうまくいかないのだろうと思いました。
相手は、「子どもができなくても、○○(私)と一緒にいられればいい。」と言ってくれましたが、その発言は、自分は子育てをした経験が曲がりなりにもあるからいいじゃないか、と、私を一層卑屈な気持ちにしました。
もし子どもができなかったら、前妻に負けたような気持にすらなると思ったのです。
32歳という年齢を考えたとき・・・
私は、心のどこかで「高齢出産」を不安視していたので、親の許しをいつまでも待っているわけにはいかない、そう考えるようになりました。
折しも、その当時の上司が結婚3年目にして待望の赤ちゃんを授かったのですが、それを聞いて「3年もかかるのか・・・」と思わざるを得ませんでした。
そのほかにも、周りには「子どもがほしかったけど、授からなかった」、「奥さんが何度も流産をしている」そういった人の話をたくさん聞きました。
仮に親の許しを得るまでに2年、妊活に3年かかれば、40歳近くなってしまう。
そうすると、妊娠の確率は?妊娠しても、健康な子どもを授かれる確率は?(こちらも、先天性の異常があるお子さんをお持ちの方には失礼な表現になってしまいますが)子どもが成人したら私は・・・などと、とにかく年齢のことで頭がいっぱいになってしまったのです。
高齢出産のリスクを考えて早期に妊活開始
日々、年齢と妊娠の確率、流産の確率、染色体異常の発生率などをwebで調べ続けていました。
そこで、まずは「妊活をしよう!」と思い立ちました。
妊娠に向いている身体づくりは一朝一夕にならずと思いました。
いざ、子どもがほしいと思ったときに元気な赤ちゃんを授かれる身体になっていたかったのです。
また、その当時の自分にできることは、それしかなかったともいえます。
こうして、私の妊活がスタートしました。