約5年弱妊活生活中。人工授精にチャレンジ中。【体験談】
まわりの友達はどんどん妊娠していくというプレッシャー
私は約5年弱妊活を行っています。
妊活はとても精神的に追い詰められます。普通は通常の夫婦生活をしていれば約1年で妊娠できるのに、まわりの友達はどんどん妊娠していくというプレッシャーからかストレスもたまりそれも不妊の原因だと思います。
私は2年ぐらいゆるくタイミング法をためしてみて通院もしたのですがなかなか妊娠できず人工授精にすすみました。
はじめは無知だったため人工授精というと、昔でいう「試験管ベビー」というイメージがあり、なかなか踏み出すことができませんでしたが人工授精はほとんど自然妊娠と変わらないということを知り、気軽な感じでステップアップすることができました。
若い頃は避妊すれば当たり前に簡単に妊娠すると思っていたのですが、妊娠の仕組みを知るうちに妊娠は奇跡なのだと思い始めました。
まず、子宮内膜が薄くてはせっかく着床した受精卵もうまく着床しないということ。
なので、子宮内膜を厚くするようにとにかく体を温めることにしました。
私は、昔から暑がりだったので「冷え」とは無縁だと思っていたのですが内臓系が冷えている可能性もあるということで真剣に温めることを考えました。
まず低温期に良い卵子を作るためにも冷えは大敵だということで夏場でも湯船につかるようにしました。
私は手足は比較的温かいのですが、触ってみるとお尻から太ももにかけてとにかく氷のように冷たかったので下半身を温めるためにホッカイロを貼ったりよもぎ蒸しへ通ったり冷たい飲み物は飲まないように心がけたりなるべくウォーキングをするようにしました。
もちろん食べ物にも気を使って、白い食べ物はなるべく避けるようにしました。
とくに制限したのは小麦粉です。
気を付けるようになってから気づいたことは、世の中は小麦粉であふれているなと思いました。
そして、厚くてふかふかの内膜をつくったところで、人工授精を行いそこから2週間あまりある高温期にはあまり激しい運動はしないようにリラックスして過ごしました。
着床期も普段と変わらないように生活していましたが、やはり低温期と比べると妊娠のことを考える時間が増えていたので、なるべく考えないように穏やかに過ごすことを意識しました。
定期的に通っていたのが鍼灸院です。
女性の体には子宮の働きに直接つながるツボがあるとのことでそこを重点的に施術していただくと次第に至急全体がぽかぽか温まってきました。後は、頭も関係あるようで人間は考えすぎて頭も疲れていてそのことも不妊につながることがあるということで頭にも施術してもらいました。
やはり不妊は精神的にも苦痛を伴うので心身ともに健康であることが大切だと思います。
体外受精に比べると人工授精は経済的に大打撃をうけるわけではありませんが、2万弱といえども普段の生活からすれば大金です。
不妊になると金銭感覚が麻痺しだします。鍼灸院・よもぎ蒸しだって1回5千円、サプリも1か月1万円なくなります。
そこまでして陰性だったときのダメージは相当です。
私は自力では卵子をつくることが難しかったので、2日おきにHMG注射を打ちに通いました。
排卵を誘発させるHCG注射もしてやっと排卵することができるのでその通院にも1回3千円かかるので金銭的には楽ではありませんでした。
これからステップアップも視野にいれていますが、採卵するにしても良い卵子が採れないことにははじまらないのでこれからも注射で人工的に卵子はつくると思いますが、注射以外でも自分でできることが日々の生活にでてくると思うので自分でできる努力は惜しまずやって、年齢的な制限もあり焦りますが、わが子をこの腕に抱くまでは頑張っていこうと思います。