私の不妊原因は卵巣年齢と子宮内膜が・・・【体験ブログ:第2話】
妊活のスタートは、「自分の身体を知ること」でした。
それがわからないことには、取り組みをスタートできません。
私は、以前に知り合いが「卵巣年齢(AMH)の検査をした」と言っていたのを思い出しました。
その知り合いは私よりひとつ年上の当時33歳、でも20代にしか見えないきらびやかな美人(自分でクラブを経営していたママです)でした。
その方も妊娠を希望しており、「検査をしたら卵巣年齢が20歳って言われたの!いつでも妊娠できるわ!」というようなことを言っていました。
私も、自分で言うのもなんですが30代には見られなかったので(と周りの人は言ってくれていました・・・)自分の卵巣年齢もけっこう若いんじゃないか、と自信をつけたくて、検査をすることにしました。
しかも、私は24歳~32歳まで低用量ピルを服用していたので、卵巣がだいぶお休みできていて、元気な状態なのではないかとも勝手に考えていました。
友人おススメのクリニックで検査開始するも・・・
卵巣年齢の検査は、知り合いに勧められた不妊治療専門のクリニックに行ってみることにしました。
その知り合いは、3年間妊娠ができなかったのに、そのクリニックに通ったら3か月で妊娠したといっていました。
また、そのクリニックを10人に勧めて、10人とも無事に妊娠できたとのことで、私も11人目になるべく、うきうきした足取りでクリニックに向かいました。
そして検査を受診。
卵巣年齢の検査だけでなく、受精卵の着床しやすさにかかわる子宮内膜の厚みの検査もしました。
これらの検査は比較的簡単で、不妊治療初期の人が受けるものです。
「卵巣年齢が若いですね~」と言われると思いきや、結果は・・・
2週間後、検査の結果が出ました。
「卵巣年齢が若いですね~」と言われるのを期待しながら・・・しかし、出てきた結果は「40歳相当」。
子宮内膜も薄く、「はっきり言って妊娠しづらい」身体だったのです。
根拠のない自信があった私は、その場で泣いてしまいました。
どうして、何が悪かったのか。
先生は、「これ、という原因はない」とおっしゃいました。
つまり、これまでの生活の総合得点だと。それを聞いて余計落ち込みました。
なぜ、クラブのママよりも、普通の会社員の私のほうが生活の総合得点が低いのか・・・。
私の過去の中絶手術経験が影響している可能性
ただし、子宮内膜の厚みに関しては、過去の中絶手術経験が影響している可能性はある、と指摘されました。
私は24歳の時に、償いきれない経験をしました。
自分の甘さで、望まない妊娠をしてしまい中絶手術を受けたのです。8週。その当時、先生が「大きくなってるね~(胎児が)」と言ったのが忘れられません。
その報いだと思いました。
そして、残念ながら、「卵巣年齢が高いこと」「子宮内膜が薄いこと」に対する治療方法は、「ない」のです。