32歳で結婚、41歳の誕生日に不妊治療の断念を決意しました

32歳で結婚、年齢も30歳を越していたことと、相手も3つ上の35歳だったおいう事もあって、すぐに私の妊活が始まりました。

当時は「避妊しなければすぐに妊娠できるだろう」と思っていましたが、1年経って子宝に恵まれない事から不妊の疑いを持ち、産婦人科に行きました。

結論から言うと、私が排卵障害で、旦那が軽度の乏精子症でした。

まさかの夫婦そろっての不妊症が発覚、診断直後はさすがに夫婦そろって落ち込みましたが、すぐにそれではイケナイと思い、夫婦そろっての不妊治療を開始していきました。

基本的には人工授精(AIH)から始めていきました。
旦那の採精した精子を私の子宮内に直接注入していくのですが、これが中々いきませんでした。
最初の4回はそのまま着床せず失敗・・・その後の1回は見事に着床したのですが、早期流産をしてしまったのです。

この時私は37歳。旦那は40歳でした。

かなり落ち込んで夜に眠れない日々が続き、この時が一番辛かった日々だったと思います。
唯一良かったのが着床までは行ったことでしたが、すでに37歳まで行っていたのでかねてから医者に進められてた体外受精に移行することにしました。

そこから3回の体外受精を行いましたが、全て失敗に終わりました。
1.2回目は着床せず、3回目の体外受精は早期流産という結果になりました。

この3回目の早期流産が決め手となり、旦那と話し合いをして妊治療を断念することを決意したのです。

理由は3つ。

一つ目は私の身体が限界に来ていたことです。

度重なる排卵誘発剤の使用で体調が悪い日が数年間も続いていたこととがかなり負担でした。

二つ目は年齢です。

私も旦那も40歳を超えて、子供の将来を考えたとき特に旦那が年齢についてかなり抵抗感を感じるようになっており、私自身も少なからず考えるようになってきたのです。

三つ目は正直お金です。

30歳から40歳まで、可処分所得の大半を不妊治療費に充てていたため2人の趣味などには全く使ってきていませんでした。
特に私は漢方治療や鍼灸もやっていたためかなりの治療費を使っていました。

40歳を超えて、これからは2人で今まで行けなかった旅行にたくさん行こうって旦那とわくわくしながら話しています。

不妊治療は身体的にも、精神的にも、そして金銭的にもかなりの負担です。
パートナーに辛くあたってしまう事も正直結構あるはずです。

私たちは結果として断念しましたが、あきらめずに、そして自分とパートナーの事をしっかりと思いやりながら続けていくことが大事だと思います。
そして、たまには自分の身体と心を気遣ってあげてください。もちろんパートナーも。

お互いに支えあい、たまには立ち止まって休んでみるもの大事ですよ。

良い結果が出るよう、心からお祈りしています。

東京在住
M・Sさん

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