不妊治療中の方へ。不妊の一番の原因はストレス。【体験ブログ】
【最終回】不妊治療の辛さに負けないで
不妊治療の辛さは経験してみないとわからないと思います。
子供がほしい、でも妊娠できないという狭間で心がいつも圧迫されます。
病気の治療とはちがい、不妊治療は治療を受ければ妊娠できるというものでもありません。
ギャンブルといったら不妊治療をしている方には怒られるかもしれませんが、妊娠できるかもしれないという希望にすがりつき、どんどんお金をつぎ込んでしまう怖さがあります。
それでも何もしないよりはいいと思います。
さすがに体外受精を何回もするというのは破産してしまうので、あまりおススメはしませんが、体外受精をするにも何回までと自分の中できちんと回数をきめて不妊治療に臨むことも大切です。
自分のなかでだめでも受け入れる余裕をもちましょう。
夫婦でしっかりと話し合いが大切
夫婦あっての子供なのですから、きちんと相談しあって、不妊治療を行うことが必要です。
そして、失敗してもクヨクヨせず、いつか自分の赤ちゃんに会えると信じて自分を責めてはいけません。
不妊治療はゴールの見えない暗いトンネルを進むようなものです。
そのストレスに負けてはいけません。
もしかしたら不妊の一番の原因は、ストレスかもしれませんよ。
わたしも不妊治療中はつらかったです。
帰宅した夫にも暗い顔して出迎えるなと何回も怒られました。
不妊治療中のタイミング療法、人工受精、体外受精全部失敗しました。
今思うと、毎日が妊娠できないストレスで押しつぶされそうでした。
でも、もう不妊治療はもうだめだと夫に言われ、不妊治療のことをあきらめた途端、妊娠が発覚しました。
病院の先生もびっくりしたほどです。
しかも、体外受精が失敗した月に妊娠がわかったのです。
あきらめられない部分はありましたが、夫婦で楽しい時間をすごして毎日を送っていたら、赤ちゃんがやってきてくれたのです。
その後、高齢にもかかわらず、その後妊娠中のトラブルもなく、無事出産できました。
今では生後4か月のママです。
私の場合、不妊治療によって成果があったわけではありませんでしたが、子供がほしいと思ってすぐ努力したことは絶対に無駄ではなかったと信じています。
「Bさん」の不妊治療体験記 全5話
- 【第1回】不妊治療の最初はタイミング療法と漢方薬から。
- 【第2回】人工受精(AIH)は1か月前から準備が必要!
- 【第3回】最後のステップアップが体外受精。
- 【第4回】不妊治療を諦めてからの自然妊娠。
- 【最終回】不妊治療中の方へ。不妊の一番の原因はストレス。