体への負担、不妊治療にかける多大な時間という負担。【体験ブログ:第3話】
体外受精で体にかかる負担、消費する時間
不妊治療は、長期線になることが多いので、大変だったことも沢山ありました。
中でも特に不妊治療で大変だったことは、主に、体への負担、不妊治療にかける時間でした。
不妊治療もタイミング法や人工授精までは体への負担も、かかる時間もあまりありませんでしたが、体外受精になると大幅に変わってきます。
排卵誘発剤(HMG)注射がとても大変でした
まず、体への負担ですが、体外受精になると、排卵誘発剤(HMG)注射を卵子の採取まで毎日打ちます。
HMG注射を打つ回数や量などは、個人差があります。
期間も個人差はありますが、私は大体、7日から10日間ぐらいでした。
病院で注射を打つ以外にも自己注射もあるのですが、値段も高くなり、自分で注射を打つことに抵抗があったので私は毎日通って注射をしていました。
HMG注射は、普通の注射よりも液の粘度が高いので、痛みも強いのが辛かったです。
HMG注射を打ち始めてからは、体にも変化があり、怠さや、卵巣の痛みなども出ていました。
卵子の採取時は、麻酔をしていたので特に痛みはありませんでしたが、麻酔が体に合わなかったのか、麻酔がきれてから激しい吐気に襲われたこともありました。
移植時も特に痛みはなく、私は卵子を採取する前の方が体に負担が出て大変だったように感じました。
多大な時間を消費する体外受精
体外受精で大変だったことに、治療にかかる時間がありました。
まず、待ち時間です。
不妊治療に通う方も多いため、予約しても2時間から3時間は待ちました。
多い時は4時間から5時間程待ったこともあります。そうすると、仕事を休んで行かなければなりません。
また、排卵日の予測がなかなか難しいため、職場に休みの希望を出すのが大変だ
と感じました。
そこで、体外受精をはじめるまでは、正社員で働いていましたが、なかなか治療スケジュールを確保できなかったので、パート勤務に変更してもらいました。
不妊治療は、デリケートのことなので、最初は職場には話す予定はありませんでしたが、しっかり治療の時間を確保するために、職場の上司に相談して、勤務時間、日数を調節してもらうようにしました。
また、注射を毎日打つ期間は、職場の同僚に、休みや時間の変更をよくお願いしました。
不妊治療は、費用も高額になる場合もあるので、パートナーや家族のサポートがとても重要になると思います。
また、毎日病院に行く期間もあるので、治療を進めるために多くの時間がかかります。
私のように仕事をしながら治療を行う方は、職場での理解も必要になってくると思います。
不妊治療は、大変なことが色々ありましたが、乗り越えた時には、自分に必要なことだったのかなと前向きに感じられるようになりました。