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アイスクリームはNG?【妊活中に食べてはいけない食材】
妊活中は「アイスクリーム」等の冷たい食べ物は控えましょう。
「アイスクリーム」とは、牛乳等を原料として、冷やしながら空気を包むように攪拌してクリーム状にした後に、これを凍らせたものであり、それらの中で柔らかいものは「ソフトクリーム」と呼ばれています。
日本においては、乳固形分及び乳脂肪分が最も高いアイスクリームと、アイスミルク、ラクトアイスの3種類を合わせて、広い意味で「アイスクリーム類」と称しています。
身体が冷えて血流が悪くなると妊娠率が下がります。
妊活においては、「冷え」が妊娠率を下げる原因になっている場合も多くなっていますので、冷たい食べ物である「アイスクリーム」は、身体を冷やしてしまいますので、あまり良くないとされています。
それでは、この「冷え」は、どのように妊娠に悪影響を及ぼしているのでしょうか。
まず、妊娠するためには、女性の卵子と男性の精子が出会って受精して、子宮内で着床しなくてはいけないのですが、この卵子と精子、どちらか片方だけの状態が悪かったとしても、妊娠しにくくなってしまいます。
「冷え」症の女性は卵巣も冷えてしまうので、卵巣の機能が低下してしまい、健康な卵子が作られなくなってしまいます。
そのため、このような不健康な卵子では、精子と出会ったとしても妊娠する確率が低くなってしまうのです。
また、女性の子宮は毎月、妊娠するための準備をしており、胎児を包み込むベッドの役割を果たす子宮内膜を厚くするために、血液が流れ込んでおり、そこから栄養を吸収しています。
しかし、「冷え」症の方は血行が悪く、血の巡りが良くないため、子宮内膜が十分に育たなくなってしまいます。
子宮内膜の成長が不十分だと、卵子と精子がうまく出会ったとしても、着床しにくくなってしまい、もし着床したとしても流産してしまう可能性が高まってしまいます。
このように、生殖機能を担う卵巣や子宮といった部位は、他の臓器と比べて「冷え」による影響を強く受けてしまいます。
身体が冷えて血流が悪くなると、身体は私たちが生きていく上で欠かせない臓器である心臓やその他臓器に優先的に血液を回すようになるので、生命活動と直接関係のない卵巣や子宮が冷えてしまうということになってしまうのです。
したがって、妊活中は「アイスクリーム」等の冷たい食べ物は控えるようにするのが良いと思います。
ただ、無事に妊娠した場合、妊娠中も控えるようになるため、出産まで食べられないということになってしまうと、ストレスがたまることにもなってしまいます。
ストレスがたまると、そのせいで血流が悪くなり、ホルモンバランスが乱れたりする可能性もあります。
ただでさえ、妊活中はストレスがたまりやすいので、「アイスクリーム」を我慢することで、このような状況になってしまうことも考えられます。
したがって、息抜き程度であれば「アイスクリーム」のような冷たい食べ物も食べたほうが健康的なのではないでしょうか。
また「アイスクリーム」のような冷たい食べ物を食べた後に、必ずショウガ湯のような身体を温める作用のある飲み物を飲むというのもおすすめです。