2015年現在、不妊の正式な定義は1年
このサイトが出来上がった2014年夏の際は、不妊期間の定義は2年以上でした。
しかし、怒涛の勢いで加速していく晩婚化と少子高齢化が大きな理由となり、2年から1年の期間へと変更されました。
さらに正式に言えば、「定期的な性生活を送り、とくに避妊などをしていないのに、1年以上妊娠しない場合」と定義付けが出来ます。
結婚して、子供を望んでいるのにもかかわらず1年間子供が出来なかったらなるべく早めに不妊検査を行うことをお勧めします。
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以下は2014年の記事です。参考までに。
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そもそも不妊症ってなんなの?
「不妊症」といっても、子供が出来ないから。というだけで「不妊症」というわけではありません。
しっかりとした定義がありますので、今一度そもそも「不妊症」とはなんなのかという事をまとめていきます。
産婦人科的に定義づけをすると、
「定期的な性生活を送り、とくに避妊などをしていないのに、2年以上妊娠しない場合」
を「不妊症」といいます。
よく、色んなサイトや話を聞いていると、
よく「結婚して3年たちますが・・・」であったり、
「5年たっているのに・・・」といっている方が非常に多いです。
もし、そのような二人が健康的な体で定期的に否認をせずに性生活を行っているのであれば、2年を過ぎた時点で残念ながら既に産婦人科的には「不妊症」なのです。
結婚後2年を過ぎても妊娠が発覚しない場合はお二人で病院に行かれた方が良いかもしれませんね。
不妊症は病気ではなく「症候群」
一般的に病気というのは、表面に何かしらの症状が表れてくるものです。
頭が痛いであったり、めまいがしたり、何かしらの症状が身体の外に出てきてます。
その症状に合わせて医師が検査を行い、原因を追究し判明させ、その原因を治療させていくのです。
しかし、不妊症は前提から違ってくるのです。
まず、身体の表面に症状が出てこないのです。頭もいたくはないし、めまいが起きたからといって「不妊症」だという事にはならないのです。
そう、不妊症は検査でわかることはあまりに少ないため、原因の特定が難しいのです。
検査の結果なにもなくても妊娠が中々できないという事も大いにあり得ます。
まだまだ人間の体の神秘に医学が追い付いていない証拠なのかもしれません。
また、原因も男女どちらの方にあるのかも検査しなくてはわからない事も「不妊症」の特徴でもあります。
このように不妊症は夫婦2人で乗り越えていく問題です。
そして、不妊治療も2人が力を合わせ、手を取り合って進んでいくものなのです。
お子様の誕生を望むのでしたら、まずは二人の手を取り合って、一緒に診断を受けに行きましょう。