妊活中のお酒・アルコールは良いの?気になる飲酒の影響は・・・
【2015年最新情報】妊婦の飲酒は一切ダメ
米小児科学会がこのほど発表した報告書で、妊婦に対して「アルコールは一切飲んではいけない。たとえ少量であっても絶対にダメ」と呼びかけたそうです。
というのも、出産後に明らかになる生まれてきた赤ちゃんへの障害や生後の認知問題の筆頭原因としてアルコールの摂取が大きな要因として挙げられたからです。
もちろん、今までも妊娠中の飲酒&アルコールは控えるべきっていうのは認知されていましたが「一切ダメ」レベルでの強い勧告が出たのはちょっと驚きです。
それだけ赤ちゃんへのマイナス要因が大きいのでしょう。
ここで問題になるのは妊娠中ではなく、「妊活中」の飲酒の話です。
妊娠超初期は妊娠0~4週までの1ヶ月間を指しますが、一般的に、妊娠3~5週頃に現れる症状を「妊娠兆候」や「妊娠初期症状」と言い、この期間に妊娠に気が付く方が多いようです。
そう、妊娠に気が付かず、妊娠してないからと言ってアルコールを摂取してしまうと、実は妊娠していた可能性も無きにしも非ずなのです。
しこたま飲んだ翌日に体調がおかしくなって、検査をしたら妊娠していた・・・・なんて最悪ですよね。
という事から結論から言えば「妊活中の飲酒はNG」です。
どうしても飲みたい気持ちはわかります・・・が生まれてくる赤ちゃんに何かしらの障害が・・・って考えれば止められるはずです。
↓↓以下は以前書いた記事です。↓↓↓
以前は「なるべき控えましょう」レベルで記事を書いていましたが、前述のとおり2015年10月に米小児科学会がこのほど発表した報告書を受けて「妊活中の飲酒はNG」という結論に変更します。
以下の文章は参考までにしてくださいね。
やっぱり飲みたいお酒・アルコール
妊活中は何かとストレスが溜まりますよね。
不妊治療や日々の体調チェックなど、気を遣う事が多くストレスは溜まりがちです。
そんな時、ちょっと手に取りたくなるのが「ビール」や「ワイン」などのお酒やアルコール類ですよね。
一般的に「妊娠中の飲酒はNG」と言われていますが、それはあくまで妊娠した後の話です。
妊娠を望む方や、不妊治療中の方のお酒・アルコールによる飲酒で妊娠率や妊娠力は下がるのでしょうか?
今回はそんな妊活中の飲酒が「妊娠」に及ぼす影響を調べてみました。
結論からいうと飲酒はやめた方がベター
アメリカのASRM(アメリカ生殖学会)委員会が発表したデータによると、
女性の場合、1日2杯のアルコールの摂取では不妊の割合を60%増。
という非常に大きな影響があると言われています。
アルコールの種類に関しては言及されていないので、純粋にどのくらいの量が影響を及ぼすのか詳細ははっきりと言えませんがでウイスキーレベルであれば間違いなく1日2杯で確実に影響があるでしょう。
これがビールだったとしても、1日2杯を毎日飲んでいるのであれば確実に妊娠率や妊娠力は下がるのではないかと思われます。
ビール以外にもワイン、焼酎、日本酒、ウイスキーなど、色んなお酒の種類がありますがビールでさえ影響があるのですからそれ以上のアルコール度数を誇るお酒を日常的に摂取することはどう考えても控えた方が良さそうですよね。
ただ、ワインに関しては妊娠力を逆に上げる可能性があるという研究結果も出ていますが、過度な摂取はワインといえども確実にマイナスです。
ビール、ワイン、焼酎、日本酒、ウイスキー・・・いずれも過度な摂取は止めた方が妊娠率・妊娠力は確実に上がるはずです。
男性の場合、影響はない?
非常に不公平な結果ですが、男性においては飲酒による精子の悪化は認められませんでした。
ただ、深酒や日常的な飲酒は男性機能の低下を引き起こします。
具体的には勃起不全(ED)の発症率が上がるなど、自然妊娠を望む方にとっては悪影響となるでしょう。
夫婦で軽く禁酒しましょう
お酒好きの夫婦にとって禁酒は酷な話ですよね。
特に二人でゆっくり飲む時間が無くなってしまうのは夫婦間の亀裂にもつながる可能性があります。
過度な摂取は避けて、一週間に1~2度程度、軽く飲むぐらいならそこまで影響はないはずです。
逆にしっかりと禁酒にこだわりすぎてストレスをためないように、たまには息抜きでチビチビ飲むぐらいがちょうどいいかもしれませんね。
一番大事なのは、影響があるからといって女性だけ禁酒することです。
禁酒中の奥さんの顔を見ながら旦那さんが晩酌・・・なんて事の無いように!!
女性も禁酒は辛いかもしれませんが、妊活中に禁酒に慣れておきましょう。
妊娠したら100%飲酒はNGです。
妊活中からアルコールは控えていった方が良さそうですね。