1年間半の不妊治療でかかった治療費総額は・・・【体験談:第3回】
不妊治療の費用と助成金について
結論から言うと1年間半の不妊治療でかかった総額は約150万円です。
診察は毎回血液検査と超音波検査がありそれだけで1万円かかります。
それプラス薬代(800~2,000円)と注射代(3,000~12,000円)が加算されるのでお会計は少ない時でも1万円、薬を処方された時や、注射を打った時には2万円を超えることもありました。
一番費用が高かったのは・・・
一番費用がかかったのが、採卵で採卵日だけで約56万円かかりました。
私の場合PCOSで採卵数が20個と多かったのでその分金額が通常より高くなると事前に言われていましたが、実際に請求書の金額を見たときは夫と一緒に固まってしまいました。
他に大きくかかったのは、ホルモン補充周期移植1クールで20万x2回、凍結卵の保管料年間5万円や卒業時の費用4万などです。
静岡レディースクリニックではクレジットカード決済ができるので大金を持ち歩かずにすみ助かりました。
助成金はしっかりと請求しました
助成金も申請できるだけ申請し、しっかり利用させていただきました。
静岡県の特定不妊治療助成金を上限一杯の15万円を3回申請して45万、居住地の自治体の不妊治療助成金も3回申請し30万円、併せて75万円が戻ってきました。
国(都道府県)が行っている不妊治療の助成は体外受精と顕微授精に限定されており、申請は採卵周期からかかった診察代に限られています。
一方、自治体の不妊治療助成は一般不妊から対象になるのと、申請する期間の区切りも自分で決めることができます。
自治体の行う不妊治療の助成は金額や条件、対象となる治療内容が異なるので、お住まいの役所・役場に確認されることをお勧めします。
Dさんの不妊治療体験談【全4回】
- 第1回 「26歳で多嚢胞性卵巣症候群と診断されて。」
- 第2回 「静岡レディースクリニックでの不妊治療。」
- 第3回 「1年間半の不妊治療でかかった治療費総額は・・・」
- 最終回「昔なら「あの人は子供ができない人」だったけど。」