ピックアップ障害・・そして体外受精

滋賀県在住A.Sさんの体験談です。

27歳の時に第一子を自然妊娠で出産し、29歳の時に二人目不妊で不妊治療を開始しました。
一人目が自然に授かっていることから、不妊治療に前向きではありませんでしたが、年齢と周りの二人目ラッシュというプレッシャーから口コミや評判のいい滋賀県の希望ヶ丘クリニックで不妊治療を始めました。

まずはタイミング指導から

タイミング療法から始め、卵管造影検査など女性側の検査を行いながら半年ほど経過後、男性側の検査を勧められました。
そこで、精子の状態が悪い時があることから、人工授精を行うことにしました。

人工授精は自費診療のため、通っていた病院では一回につき1万円掛かりました。
人工授精を5回行いましたが結果が出ず、自身の年齢が30歳になったこともあり、体外受精を勧められました。

体外受精へステップアップ

不妊治療開始からここまで、男性側に少し原因はあるものの明確な原因が無いまま1年以上経過しました。
体外受精ではまず、採卵に向けての検査をしてから卵胞を育てる注射を毎日行いました。
採卵日には二人で来院し、まずは採精してそのあと採卵です。

6個採卵して5個受精、4分割に進んだ1個は後日移植し、残りはすべて2~3分割でした。
その中でも凍結保存できたのは、たった1個でした。
1回目の移植結果は、残念ながら化学流産となり、凍結保存しておいた胚を次の周期に移植し、めでたく妊娠、出産できました。
体外受精の検査から妊娠判定まで、2回の胚移植に約50万円掛かりました。

ピックアップ障害と診断されて

結局、明確な原因は不明のため、ピックアップ障害ではないかという判断になりました。
体外受精に成功して初めて、「たぶんピックアップ障害でしょうね」と言われる程度なので、本当にそうなのか、分からないところが歯がゆいですね。

ピックアップ障害とは、子宮内膜症などによる卵管炎や卵管癒着といった明確な原因がある場合だけでなく、検査で異常がない機能性不妊において占める割合が高いとされているのです。
また、機能性不妊においては根本的に解決できる治療法がないため、体外受精という選択肢にたどり着くことが多いのです。

もし、男性側も女性側も検査に異常がなく、先が見えずに悩んでいるなら、体外受精に進むことも大きな一歩になるかもしれません。
最近、よく話題になっている卵子の老化の事もありますので、できるだけ若いうちに体外受精を視野に入れた、お互いの話し合いが必要かと思います。

私自身、どうしても二人目が欲しかったため、体外受精という選択をしましたが、まったく後悔はなく、とても前向きに取り組むことができました。
今、不妊で悩んでいる方々、大きな一歩を踏み出すきっかけになればと思います。

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