27歳で結婚。3年間の不妊治療、流産を経て妊娠。【体験ブログ】
子作りを開始して、私も夫もすぐに妊娠すると思っていました。
27歳で結婚し、子作りを開始したのは結婚から半年後でした。
風疹の予防接種の後、数ヶ月は避妊しなければいけなかったからです。
今振り返ると、その半年でさえ勿体無い期間だったと思います。
子作りを開始して、私も夫もすぐに妊娠すると思っていました。
1年以内に自然妊娠する確率が9割と聞いていたので、自分たちもその中に入っているだろうという思い込みがありました。
生理も問題なく毎月来ていましたし、体も至って健康だったので特に問題は無いように感じていました。
不妊治療専門の病院へ行くか悩む日々
不妊治療専門の病院に行き、検査だけでもしてみようかと悩みましたが、治療が始まったとしたら金銭的、肉体的に大変なのではと不安になり、なかなか行くことが出来ずにいました。
今出来ることをとりあえず頑張ろうと思い、基礎体温を毎日測り、グラフに記入し排卵日前後を狙って子作りを行うようにしていました。
今まで知らなかった自分のリズムを把握でき、グラフもきちんと高温期と低温期2層に分かれていたので、排卵はちゃんとしていたのではないかと思います。
そんな状態が1年半続き、自分たちには赤ちゃんは出来ないのかなと焦りが出てきた頃、生理が遅れたのでまさかと思い市販の妊娠検査薬で検査してみると、くっきりと見る見るうちに陽性に変わりました。
一人トイレでやったあと呟き、信じられない思いと嬉しさが入り混じっていたのを覚えています。
しかし、そんな喜びも長くは続きませんでした。
妊娠7週の時、強い腹痛と大量の出血を起こし、不全流産しまったのです。
不全流産とは、出血とともに赤ちゃんが出てきてしまい、子宮の中にまだ組織が残ったままの状態のことです。
この場合、すぐに子宮内除去の手術をしなければならないと病院で医者に告げられました。
病院で診てもらった翌日、早速手術をすることになり、動揺して気持ちの整理がつかない状態のまま入院して手術を受けました。
やっと授かってとても嬉しかったのに、一気に奈落へ突き落とされた感覚でした。
初期流産は誰にでも起こることで、全ての妊婦のうち15%は流産してしまうものだと本やネットで知り、次また頑張ろうと妊活を再開したのは、手術から3ヶ月後でした。
一度は妊娠できたという事は、またそのうち必ず妊娠できると信じ、基礎体温グラフ、葉酸のサプリメント、毎日のウォーキングを続けました。
妊活情報雑誌で、舞茸が卵子に良い効果があると書いてあったので、週に2回は舞茸を料理して食べていました。
1年経ちましたが妊娠せず、何がいけないのかと色々ネットや本で調べました。
するとどうやら、子宮には前屈と後屈があり、後屈子宮の場合は性行為の後、うつぶせで寝ると妊娠しやすいとの情報を目にしました。
最初の妊娠の際も、思い返してみると行為の後、偶然うつぶせで寝ていたような気がします。
なので早速試してみることにしました。
するとなんと、その月に妊娠出来たのです。どうやら私は後屈子宮のようでした。
長い間悩んでいたのに、解決方法がこんな意外なところにあったとは驚きです。
そして現在妊娠5ヶ月、安定期に入りました。
合計で約3年間、色々試して悩んだ妊活期間でしたが、不妊で悩んでいる方には体位と行為後の姿勢の重要性を知ってもらいたいです。