年齢と産婦人科の先生のアドバイスで妊活開始。【体験談】
【第1話】私たち夫婦が不妊治療をはじめたキッカケ
38歳で結婚をしました。
主人は34歳の4つ年下でした。
もともと子宮筋腫を持っていましたから、結婚をしてからすぐに、近くの産婦人科で定期検診を受けたました。
すると、子宮筋腫には問題はないが、子供が欲しいなら、年齢を考えてすぐにでも高度生殖医療の治療を始めたほうがいいと勧められました。
高度生殖医療とは、体外受精や顕微授精のことです。
女性は35歳になると、自然妊娠する確率がぐっと下がります。
私は38歳。子宮筋腫も持っているし、月経の周期も不順ではないものの、周期が長く、冷え性のため、妊活を始めてもすぐに妊娠できる自信がありませんでした。
また私の結婚はこれが2回目でした。最初の結婚は2年間でしたが、妊娠することはありませんでした。
不妊検査をしたものの、原因は不明で生理が来る度に辛い思いをしていました。
そのため、私のなかでは、自然妊娠できる自信が全くなかったのです。
すぐにでも治療を始めたい私に反して、主人は自然妊娠を希望しているようでした。
38歳の私に対して、主人は34歳。
十分に時間をかけ、夫婦生活を満喫しながら自然妊娠を待つことを希望するのも当然です。
しかし、私には時間がありません。
38歳9ヵ月の私には、1周期として無駄にはしたくなかったのです。
その気持ちを主人に理解してもらい、とにかく体外受精をするかしないかは別として、近くに不妊治療センターに行くことを決意したのです。
不妊治療をはじめたキッカケと言えば、やはり私の場合は「年齢」です。
若いころは、まさか自分が体外受精をしなければ、子供ができないと思いもしませんでしたが、産婦人科の先生が、私の年齢では自然妊娠は不可能ではないが、時間がかかるだろ。
子供が欲しいなら、すぐにでも不妊治療センターへ行くことをお勧めするという言葉が、私の背中を押したのです。
不妊治療センターの予約を取り、すぐにでも治療を始められると思っていましたが、最初は血液検査やホルモン検査などで、本格的な治療を始めることはできませんでした。
その間、超音波検査で排卵日を確認して、もちろん主人とタイミングを取ってはみましたが、やはり授かることはできませんでした。
幼馴染が39歳のとき、人工授精をして1度で成功したので、私も軽い気持ちで不妊検査が一通り終了したところで、人工授精に挑戦することにしましたが、あっけなく失敗。
そんなとき、同じ年の友達3人が妊娠したということを次々に報告を受けました。
3人共自然妊娠でした。
自然妊娠が難しいと言われている高齢なのに、友達が次々と妊娠していくのに、私は結婚して半年もたつのに、子供が出来ない。
次第に私の中で焦りが出てきました。
そして更に不安なことがありました。
人工授精をした際、採取した主人の精子を検査するのですが、その際、元気がよく運動率のよい精子が少ないということが分かったのです。
泌尿器科に行ったところ、主人に精巣静脈瘤が見つかりました。
泌尿器科の先生は、私の年齢と主人の精子の状態を考え、産婦人科の先生同様に高度生殖医療の治療を受けることを勧めてきました。
私の焦りと主人の男性不妊の理由が重なり、本格的に不妊治療を始める決意をしました。
つまり高度生殖医療の治療を本格的に始めることにしたのです。
私だけではなく、主人も男性不妊の薬を飲み始めて、夫婦そろって不妊治療がスタートしました。
人工授精が上手くいかなかった2か月後には、体外受精の準備を始めました。
人工授精は上手くいかなかったけど、高い金額を払って体外受精をするんだから、すぐに妊娠できると思っていました。
不妊治療については、テレビで見る限りの知識しか持っていませんでしたし、まさか自分がその治療をルとは夢にも思っていませんでした。
不妊治療しはじめたキッカケは、年齢と産婦人科の先生のアドバイスでしたが、不妊治療を始める人にとって、キッカケは様々です。
最近では、若い子でも不妊治療している人もいます。
妊活を始めて半年経っても妊娠しないなら、不妊治療を始めても、問題はないと思いますよ。
Wさんの不妊治療&高齢出産体験記
38歳で結婚。1年半の不妊治療(タイミング法、人工授精、体外受精×5回)を経て妊娠成功。
そして41歳という高齢出産&初産を無事に乗り越えたWさんの体験談です。100%修正無で公開しています。
みなさんの妊活の参考にしてくださいね。