無精子症の旦那を励まして体外受精成功【体験ブログ】
2年の不妊の末、診断したらまさかの旦那が無精子症判明・・・
28歳で職場恋愛の末に結婚、幸せな家庭を築いてきました。
良好な夫婦関係を続けてきたのですが2年経っても子供が出来ず、これはもしや・・・と思い、産婦人科に行くことにしたのです。
旦那にも相談したうえで行ったのですが、旦那は「あっそう」レベルの反応でした。
子供に対してそんなに強い思いがそこまでなかったのを薄々感じていたのですが、その時の反応はちょっと悲しかったのを覚えています。
不妊治療専門医院に通い、様々な検査をしましたが基本的に問題なしの診断ばかり。
先生からは旦那の方に可能性がある、という事で旦那を連れてきてくださいと言われたのです。
旦那を産婦人科へ・・・まさかそんなことになるとは思わなかったので、どうやって旦那に言うか悩みながら家路についたのを覚えています。
嫌がる旦那を無理やり連れて産婦人科へ
正直、不妊治療専門医院に旦那を連れて行くのが大変でした・・・(笑)
嫌だ嫌だと言いやがる旦那を私の剣幕で一喝し、半ば引きずって連れて行きました。
採精室で採精しての精液検査が嫌だったそうです。
結果としては難なく採精できたそうですが・・・
精液検査と精巣生検にて無精子症判明
始めの精液検査でなんと精子が確認できず、いきなりの無精子症判明。
念の為、時間を開けて再度検査しましたがそこでも精子が確認できず、精巣生検へ。
そこで判明したのは旦那が「閉塞性無精子症」という症状でした。
精巣生検で精巣内には精子があったのです。
精管?がふさがっているだけ。という診断を受けました。
医師からは精管を通す精路再建手術を進められ、旦那も私も了承し手術による治療を開始したのです。
手術は難なく無事に終わり、その後自然妊娠して出産となりました。
旦那は特に今でも採精室で採精話と、精巣生検の痛さの話を自慢げに話しています。
口では嫌だいやだと言いながらもなんだかんだ積極的に治療してくれた旦那に感謝です。
生まれてきた子供を抱っこする旦那を見ると、嫌だ嫌だと言いやがる旦那を無理にでもクリニックへ誘って本当に良かったと思います。
あの時、旦那に負けてあのままの生活を送っていたら・・・そう考えるとゾッとします。
無精子症と判断された旦那には
個人的には旦那に一回強く言いましたが、無精子症が判明したあとはかなり優しく接していきました。
相当に落ち込んでいたので、無理強いだけはしませんでしたが、一度しっかりと話し合って、子供が欲しいことはしっかりと伝えました。
だんなもそれは同じ思いだったので、無理強いせずとも自発的に治療に臨んでくれました。
神奈川県在住
YSさん