最後の希望を託してチャレンジしたのが体外受精でした。【体験ブログ】
今度こそ妊娠したい、と言う気持ちを毎回持っているのに、それを裏切られる絶望感。
今までタイミングを合わせて排卵誘発剤、注射をしながらのタイミング法、体内に主人の精子を戻す体内受精を何度も試してきましたが、なかなかうまくいきませんでした。
今度こそ妊娠したい、と言う気持ちを毎回持っているのに、それを裏切られる絶望感。
毎回辛くて辛くて仕方ありませんでした。
そんな時に最後の希望を託してチャレンジしたのが体外受精でした。
主人と話し合い、体外受精をしてもダメだったら諦めようと話しました。
体内受精と同様すごく痛いと言うのは先生から聞かされていてので覚悟していたのですが、やっぱり、体内に受精卵を戻すのは叫びそうになるくらい痛かったです。
この痛みも大変なのですが、私にとって大変なことは他にもあります。
まずは、受精卵を戻す時におしっこを我慢しなければいけない事。
しかも1時間以上です。
なんでも、おしっこが膀胱に溜まっていると先生が受精卵をも戻す時に、子宮が見やすいんだそうです。
とは言え、おしっこを我慢しながら受精卵を戻す痛みに耐えるのは、かなりやばいです。
さらに、受精卵を戻してから1時間はそのままの状態を保たなければいけません。
おしっこを我慢したまま横になる、というのもなかなかきついんですよね。
さらに辛いのが、太ることです。
私はホルモンバランスを妊娠しやすい状態を保つために、お腹周りに3つほどシールを貼っているのですが、これを貼ると、人によっては太るんだと言われました。
案の定、私のお腹周りはまるで浮き輪をしているんじゃないかと言うくらい脂肪がついてきました。
別に食べる量が増えたわけでもないし、不規則な生活をしているわけじゃないのに、どんどん太ってくるんですよね。
本当嫌になってしまいます。
私は今仕事をしていて、職場では制服を着用しているのですが、その制服がきつくてきつくて溜まりません。
早く、この治療が終わらないかなあ、と考えるばかりです。
この治療法は毎回変わるそうで、今回これを試してダメだったから、次はこれをこうしていきましょう、と言った具合です。
前回私は受精卵を体内に戻したあと、妊娠を継続させるためにホルモンバランスを整えるシールを貼っていました。
しかし、妊娠が継続しませんでした。
ですので、今回はより妊娠を継続させるために受精卵を戻す前からホルモンバランスを整えるシールを貼っています。
体外受精を試すたびに、妊娠が成功する確率が上がるのは嬉しいのですが、その度に太ってしまったり、おしっこを我慢しなければいけないのは辛いですね。
あとは、現実的にお金がかかるのも大変ですね。
最初のうちは、妊娠するために頑張ろうと思っていたのですが、今は、いつまで続くんだろうと考えてしまう自分がいます。
ホルモンバランスを整えるシールだって1枚1000円弱します。
このシールの他にも、診察や、卵子の凍結、精子の凍結、地味に交通費など色々なお金がかかってきます。
いつ妊娠できるのか分からないのに、です。
自由診療ですから、仕方ないんですけどね。
正直、1日も早く妊娠しないと私の家は妊活によって破たんしてしまいそうです。
一応、初回に限り30万円の助成金が出るようなんですが、初回限りですし、たったの30万円ではこれから続けていくのが辛いです。
しかも、この30万円も、先に実費で支払わなければいけないし、助成金が出るのもしばらくしてからなんです。
もう少し早くに出してくれると、助かるんですけどね。
妊活は私にとって、全てが希望に満ちたものではありません。
正直辛いな、って思うことの方が多いです。
それでも妊活をやめないのは、やっぱり妊娠、出産したいからです。
出来るところまで頑張って、妊活を続け、赤ちゃんを授かりたいと思います。