妊娠の確率を上げるため私がした事。【体験ブログ】
妊活を始めたときに、まず初めに意識したことは生活習慣を整えることでした
。食事に気をつけたり、運動をしたり、身体を温めたりと、いろいろなことを試しました。
しかしタイミングをはかってみてもなかなか妊娠することができませんでした。
不妊治療のために病院にいったときの看護師さんとの面談で、人工授精や体外受精にステップアップしたときに妊娠の確率を上げるためにも、漠然とした体作りよりも月経周期に合わせた体作りをするようにすすめられました。
月経周期には、低温期と高温期があります。
月経期と抱卵期が低温期、排卵期を挟んで黄体期が高温期です。
低温期は排卵期にきちんと成熟した卵子を排卵し着床させるための準備期間といえます。
そのため、状態のいい卵胞をつくり育てるための体づくりが大切です。
この時期に卵子の元となる卵胞を大きく育てると質のよい卵子もが育ちます。
卵胞の中で分泌されるエストロゲンという女性ホルモンが卵子の栄養になります。
また、このエストロゲンは、子宮頸管粘液を増やしてくれるため、精子が子宮に入りやすくなります。子宮内膜を厚くさせる働きもあります。
そのため、エストロゲンの分泌を促しホルモンバランスを乱さない生活が重要です。
低温期には妊娠に必要な栄養素を摂れる食事をします。
質のよい卵子を育てるために卵巣の血液量を増やし、栄養が不足しないようにバランスのよい食生活を心がけました。
特に、たんぱく質は卵子の元をつくる性質があるので、赤身肉や卵、大豆、魚介、乳製品を毎食しっかり摂りました。
また、栄養を運ぶ血液をつくる鉄分としてヒジキや緑の野菜、卵子の質をあげるビタミンEとして、アボカドやアーモンド、子宮の環境を整えるビタミンAとしてレバーを食べていました。
睡眠習慣も重要です。
卵胞や卵子の成長は成長ホルモンが分泌される夜におこなわれます。
夜更かしをするとエネルギーや血液を消耗して大きな卵胞や卵子を育てられなくなってしまいます。
適度な運動も血液の循環を促し、自律神経のバランスを整えるためには必要です。
有酸素運動がよいと聞いて、ウオーキングをおこなっていました。
排卵後の高温期は、受精卵を着床させる時期です。
プロゲステロンという女性ホルモンの分泌が増えると子宮内膜が厚くなり着床しやすくなります。
また、着床後に妊娠を維持する働きがあります。
卵子と精子が受精に成功しても子宮の状態が整っていないと着床しにくくなるので、プロゲステロンの分泌を活性化させることが重要です。
この時期には、ホルモンのバランスを整えて血行を促進する作用のあるビタミンEが不足しないように気をつけました。
ホルモンの分泌を活性化させ、分泌量を調整するといわれる亜鉛も意識して摂った栄養素です。
亜鉛は男性に不足すると精子の数が減ったり、運動量が乏しくなったりと精子の質が低下するので、旦那にも積極的に摂ってもらった栄養素です。
体を冷やしてしまうと子宮の働きが悪くなり、着床しにくかったり着床しても流産につながってしまうため、この時期は特に体を冷やさないように気をつけました。
常温の以上のものを飲食するようにしたり、腹巻や靴下、ショールで冷えを予防していました。
体をあたためるために適度な運動も必要ですが、運動の振動により着床を妨げることを防ぐために高温期はゆるやかなストレッチにとどめていました。
この時期は、着床したか心配で不安になり、今度もまた月経がきてしまうかもしれないと妊娠していないことが怖くなる時期でもありました。
ストレスでホルモンバランスを崩してしまうことのないように、ストレスがたまらないようにゆったりと構えて過ごすように意識しました。
お酒やカフェインの摂取をやめたり、妊娠初期に必要な葉酸のサプリメントをとったりして、妊娠できないかもしれないという気持ちではなく、妊娠しているかもしれないと前向きにとらえられるように過ごしました。”