仕事と不妊治療の両立、公表することの大事さ。【体験ブログ】
私は妊活をし、不妊治療を開始した時も職場にはすべて公表をしていました。
もともと女性の多い職場でしたし、夜勤もある仕事だったので、報告をしておかなければ何かあった時に迷惑をかけると思っていたからです。
幸いにもその時の上司は、子育て経験のある人だったので、仕事での配慮もしてくれました。
またその上司から、ほかの同僚にも話が伝わり、結局みんなが私の妊活と不妊治療を応援してくれたのです。
妊活を支えてくれる職場の理解ある仲間たち
具体的な応援とはどんなものかというと、例えば不妊治療のタイミングで病院にいかなくてはいけない日に、休みを取ることを優遇してくれたり、仕事時間中もマメに休憩をしてもいいよと声をかけてくれたり。
あとは休憩室ではタバコを吸っても良いという部屋だったのですが、私が休憩室にいる時には、タバコを吸わないように気を付けてくれたり。
結局その時吸わなくても壁やカーテンにニコチンが染み付いていて受動喫煙にはなるのですが、そのような心遣いは嬉しかったです。
またこれはわたしだけに限らず、ほかの女性スタッフが妊活中、妊娠中であるという時には同じようなことがされていたので、もう慣習的になっていたのかもしれませんね。
またびっくりした応援が一つありました。
私は地方に住んでいたので、その職場には、様々な業者が出入りしていました。
例えばヤクルトなどの毎日配達をしてくれるサービスもあったのです。
その中で、一つの上司は、健康のために豆乳を毎日頼んで飲んでいたのですね。
豆乳というのはイソフラボンが含まれており、そのイソフラボンは女性ホルモンのような働きをしてくれます。
そのために妊活中の女性には、是非飲んでほしいと、上司の自腹で、毎日私に届くようになったのです。正直を言って、それまであまり豆乳を飲んだことはありませんでしたし、どちらかというと苦手でした。
でもここの豆乳を飲んでみると、まるで豆腐を液体にして飲んでいるような感覚。
豆の風味がして美味しかったのです。
そのために職場で全部飲めないときは持って帰ってスープにしていましたね。
本当に職場の人の理解と応援はありがたかったなと今でも思っています。
その他の応援としては他の部署の人のところに私を連れて行って、その部署にいる妊婦のおなかを触らせたり。
つまり私に妊娠菌をうつそうという考えですね。
妊娠菌の信ぴょう性は疑問でしたが、そのような計らいには本当に感謝していました。
また実際にそのような応援と不妊治療も成功し、妊娠をすることが出来たので、本当に職場の人の理解と応援はありがたかったなと今でも思っています。