タイミング法を実践して妊娠。コツと私なりの方法。【体験ブログ】
まず基礎体温を測ることから始めることにしました。
タイミング法を実践しながら妊娠した話です。
わたしが25歳で旦那が30歳の頃の話になります。
同時期に結婚した友人たちがどんどん子供を授かっていくなか、わたしたちのところにはどうしても赤ちゃんがきてくれません。
これは場当たり的に子作りをしてもダメだと思い、まず基礎体温を測ることから始めることにしました。
その頃は仕事をしていたので、朝の数分も無駄にできない生活でしたが、基礎体温を測ったおかげで高温期もばっちり把握できました。
基礎体温表は手帳や用紙に記入する方法もありますが、今は色々な生理管理サイトにメモしていくことができるので、携帯ひとつで楽に管理ができますね。
基礎体温表をつけていると、排卵日などが目に見えてわかるので夫婦生活の役に立つ一方、体温がガクッと下がるリセット(生理開始)もわかってしまい、精神的に辛い思いをすることもあると思います。
わたしも生理で出血するより先に体温からリセットがわかってしまい、その日1日は具合も悪くなるわ気分も沈むわで毎月悲しい気持ちになったものです。
でもそんな悲しい気持ちになるのは生理の3日だけ!
と自分で割り切って、次の希望に賭けて妊婦に必要な栄養素である葉酸たっぷりのサプリを飲むなどしてで気持ちを上げていきました。
しかし妊活を始めて一年近くが過ぎましたが、毎月リセットしてしまいうまくいきません。
その頃になると自分の努力がうんぬんではなく、旦那に問題があるのでは?と疑ってしまっていました。
旦那はもともとあまり性欲がなく、夫婦生活も子作りのためと思って励んでいた節があったからです。
仕事もシフト制なので朝が早いときもあれば深夜出勤もあり、わたしの「今日はいい日だから」の一言で仕方なくしているのかな、と不安になったりもしました。
それに加え、幼少期に40度の熱が数日続いて大変だったことがある、と武勇伝のように聞かされたことがあったので、これはもしや精巣にダメージが残っているのではと、旦那の欠点にばかり目がいってしまうのです。
こうして旦那のことを子作りのパートナーとしか思えなくなり、わたしは頑張ってるのにどうして赤ちゃんはきてくれないんだろうと悩む時間が増えたとき、ふっと思ったのです。
じゃあやめよう、と。
旦那が不妊症かどうか調べるという選択肢もありましたが、どうしても検査に行こうと言い出すことができませんでした。
子供を授からない原因を押し付け合うような気がして、とても言えなかったのです。
なので、わたしは旦那にタイミングを教えることをやめました。
基礎体温表はつけ続けましたが、排卵のタイミングに合わせて強要することで旦那がストレスを感じると考え、あえて教えないことにしたのです。
そうすると排卵日には毎日のようにがんばっていた性生活も月に3回になり、2回になり、タイミングはバラバラになっていきました。
そうなってくると、やっぱり無理強いしていたところもあったな、本当はしたくなかったんだな、と思い落ち込むこともありましたが、旦那の体調のことにも目が向けられるくらい余裕が出てきました。
そんな夫婦生活が半年ほど続いたとき、基礎体温表に変化がありました。
リセット予定になっても高温期が続き、夢にまで見た妊娠グラフになっていったのです。
妊活を始めて2年ほど経ったころの話です。
その後おなかの赤ちゃんは順調に育ち、わたしはひどいつわりに苦しみながらも妊娠できた喜びを感じながら、無事出産することができました。
わたしは自分の妊活を振り返って思ったことがあります。
それは自身の体験から、わたしの旦那のようにあまり性欲が強くない、又は仕事などで疲れてそれどころではない、というパートナーの場合、「数打ちゃ当たる」は無いということです。
排卵期に合わせて毎日のように子作りをしていたころは、どうしてもうまくいきませんでした。
単に義務感でするだけで、ストレスの原因になっていたのでしょう。
とはいえ、わたしが妊娠できたことに基礎体温表が全く役立たずだったわけではありません。
旦那に伝えることはやめましたが、基礎体温表はつけ続けているので排卵日がいつかはわかっています。
なので、なるべく排卵日近くにピンポイントで子作りをするようにしたのです。
排卵日に1回、できればその3.4日後に1回です。
旦那は夫婦生活より早く寝たいという感じなので、あまりストレスにならないように回数は減らしていました。
妊娠して週数の計算になったころ病院の先生が言っていたことは、この卵の排卵日は遅かったみたい、ということでした。
なので、この3.4日後のほうが身を結んだのかもしれません。
あんなに基礎体温表とにらめっこして、タイミングがきたら1週間の間毎日していたのに、たった1.2回で妊娠できたのかと思うと、妊娠とは本当に難しいものです。
妊活をしていると、特にタイミングには気を使いますよね。
しかしそれがストレスになったり、何のために妊娠しようとしているのかを見失う原因にもなります。
晩婚化や女性の社会進出が増える中、ゆっくり妊活してる場合じゃないという方も多いかと思います。
しかし、妊活でストレスを感じたり、パートナーを信頼できなくなっては元も子もありません。
疲れたときは思い切って休んで、自分の時間を楽しく過ごしてまた始めればいいのではないでしょうか。
楽天的と思われるかもしれませんが、自分の体を締めつけるのも開放するのも自分ですから、色々なやり方で挑戦してほしいなと思います。