早い段階で人工授精に切り替えて良かったです。【体験ブログ】
結婚して5年、なかなか妊娠しませんでした。
結婚してすぐは子どもが欲しいと思いませんでしたが、しばらくして欲しくなってきました。
自分でも基礎体温を測ったりしていましたが、うまく妊娠しないので病院を受診してみることにしました。
調べてもらうと、特に妊娠できない理由は見当たらないとのことでした。
とりあえず、毎月排卵近くに病院に行きタイミング療法を3か月行いました。
その当時、お世話になっていた産婦人科の先生は比較的早く人工授精を進めてこられました。
結果としては早い目に人工授精に切り替えて良かったと思います。主人が忙しくなかなかタイミングが合わないというのもタイミング療法がうまくいかない一因でした。
人工授精を始めると妊娠をしにくい理由として主人の精子の運動量が悪いことがわかりました。
人工授精も1度では成功せず、数回で成功しました。
人工授精は治療の当日に主人に精子を出してもらって病院に持っていかなければなりません。
夫婦共々、心労もあります。
病院に精子を持っていくのが機械的となり喧嘩をしたこともあります。
何のための妊娠かわからなくなったこともありました。
病院で渡す時も何だか嫌でした。
人工授精はタイミング療法と異なり1回数万円します。
私の場合はホルモン注射も併用していたので金額の負担は大きかったです。
当時は仕事をしていたので大丈夫でしたが、2人目、3人目の不妊治療は大変だと思います。
金銭的な負担もさることながら、治療が長引くと注射に耐えるのも大変でした。
ホルモン注射は筋肉注射なのでしばらく腕が痛いですし、腫れあがって動かなくなったこともあります。
最後の頃はお尻に打ってもらっていました。
不妊治療をしているといろいろなことを調べられるので、自然妊娠ではわからないことがわかります。
例えば卵子の個数や質までわかります。
私が妊娠した時は卵子の質が悪いと言われていたので妊娠がわかった時には不安でした。
治療は病院との相性も大事です。
私の先生はとてもサバサバしていてあまり感情移入をしない、言葉もあるときにはきつく聞えるときがありました。
でも、はっきり言ってもらえる方が引きずらなくていいし私は良かったです。
不妊治療は最後がわからないし、確実な正解はありません。
ただその時その時のベストを尽くすのみです。
神頼みも行ったし、生活も見直しました。
いろいろと自分の信じることをやることが後に悔いも残らないしいいと思います。