顕微授精4回目で奇跡的に妊娠 – 39歳【不妊治療体験ブログ】
旦那が奇形精子症、私が排卵障害で・・・
29歳で結婚し、不妊治療は33歳の時に始めました。
恋愛結婚を29歳で行い、幸せなまま、このまま子供も・・・と思っていましたがそうは上手くはいきませんでした。
お互い共働きで、休日が被らないという生活を3年間続けており、結婚後すぐに子作りは行いませんでした。
しかし、私が転職を行い休みが被るようになってきたあたりから、気合を入れて子作りを始めていったのです。
がしかし、中々妊娠できず33歳の暮れに産婦人科に行くことを決意したのです。
まさかの二人とも不妊症発覚
夫婦二人で通院したのですが、最初は私だけ検査する予定でした。
しかし、先生から旦那さんも検査する必要があります、と言われ旦那も急きょ検査することに。
検査の結果はなんと旦那が奇形精子症、私が排卵障害でした。
正直、検査結果が出た日は2人ともかなり精神的に不安定になっていたのを覚えています。
お医者さんから「このままでは自然妊娠はほぼ100%無理」と言われたのが、こころに突き刺さっていたのです。
特に旦那の奇形精子症がかなりの重度だったらしく、人工授精や体外受精でも妊娠は難しいと言われたのが大きかったように思えます。
ですが、顕微鏡で奇形ではない元気な精子を採取し、私の卵子と顕微鏡で受精できれば・・・という説明を聞いて、その治療法を行う事を決意しました。
顕微授精のできる東京のKLCへ
ただ、診断してくれたKLCには顕微授精(ICSI)の施設が無かったため、他のKLCへ転院することにしたのです。
少しでも口コミや評判の良い近隣のKLCを探し、通院することに決めました。
そのKLCは顕微授精の成功率も高めだったことと、先生の雰囲気が良かったことが決め手です。
3回失敗した顕微授精
成功率が高いKLCでの顕微授精ですが2回は着床せず、1回は早期流産でした。
旦那が責任を感じて物凄く落ち込んでしまい、また私自信も精神的に参ってしまいました。
また、高額な治療費の圧迫も精神的に負担になっていたと思います。
3回目の失敗の後、二人で話し合い、次のチャレンジで最後にしようときめました。
そして、4回目の顕微授精が奇跡的に成功。
夫婦二人で大いに泣きました。
結果として、妊娠後の経過も順調かつ出産も問題なく、元気な男の子を授かりました。
今ではあの時あきらめなくて本当に良かったと思っています。
不妊中にしたこと。
まずはなんといっても葉酸サプリメントです。
周りの子持ちの方々から大いに進められて、毎日服用していました。
個人的にもおススメです。
また、気休め程度かも知れませんが数ある子宝神社や子宝スポットをお参りするのも良いかもしれませんね。
私は近隣に有名な子宝神社があり、散歩がてら何回もお参りに行っていました。
もちろん、妊娠後は安産祈願、出産後は子育て祈願、そしてお礼参りにいきました。
今度は七五三でお参りに行きますが、改めて神様にお礼をしたと思います。
横浜在住
Y・Sさん