実際の体外受精の流れは?
体外受精の流れ・段取りはどうなの?
人工授精を試して、妊娠にいたらない場合は次の体外受精に進みます。
体外受精は次のように行われます。
排卵誘発剤を使って一度に多くの卵子を採取
クロミッドなどの排卵誘発剤などを用いて排卵を誘発し、一度になるべく多くの卵子を採取することから始まります。
人によっては排卵誘発剤と自分の身体との相性が悪くて苦労することがあるようですので、事前に副作用についてはしっかりと聞いておきましょう。
採卵
経膣超音波装置を使い画像を見ながら採卵専用の針で卵胞を刺し、排卵前の卵胞から卵細胞と卵胞液を一緒に吸引します。
麻酔は施設により使うところとそうでないところがあるようです。
人によっては、麻酔が覚めるときに、吐き気があって、それはとてもつらいものでした。
媒精
その後は媒精と言われるもので、卵子を受精可能な成熟状態で採卵し、体外培養環境下で受精させます。
排卵翌朝に受精卵の確認を行います。
よい受精卵は24時間経つと4つに分割し、さらに24時間経つと8つに分割します。
このスピードが妊娠率が一番高いと言われているようです。
採卵後約二日目に移植を行う
医師に採卵した卵の状態の説明を受け、移植を行います。
妊娠してるかどうか、その後2週間後に検査をします。
大まかですが以上が実際の体外受精の流れです。
基本的にはどの病院も上記の流れで進んでいくと思いますが、病院によって日数等が異なりますので事前に良く調べておきましょう。
体外受精は人工授精と比べて10倍以上の治療費ですから、しっかりと事前に色々と情報収集しておく必要があります。
特に助成金については必ず調べておきましょうね。