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排卵誘発剤クロミッドに副作用はあるって本当？

なかなか子どもに恵まれない不妊に悩み人の数は年々増加傾向にあると言われており、病院で何らかの不妊治療を行っている人もそれに比例して増えてきています。
不妊治療といっても投薬治療から体外受精などいろいろなものがありますが、不妊で病院にかかるとまずはじめに行われるのが生活習慣の見直しやタイミング療法といった治療だと思います。

しかしそ検査の結果、ホルモンバランスの異常が原因で排卵異常を起こして妊娠しづらくなっていることも少なくありません。

この場合、排卵を促し妊娠しやすい体を作るために排卵誘発剤が治療に用いられます。
排卵誘発剤にもいろいろな種類があり体質によっても合う合わないがありますが、そのうちの一つに「クロミッド」という排卵誘発剤があります。
妊娠に深く関係する性腺刺激ホルモンという物質は私たちの脳にある視床下部という部分から分泌されているのですが、クロミッドはこの視床下部に作用しホルモンの分泌を活発にする働きがあります。

比較的体への負担が少ないクロミッドですが、副作用もあります

クロミッドは数ある排卵誘発剤の中でも比較的体への負担が少ないと言われているものの、直接ホルモンバランスを変化させるものなのでやはり副作用が現れる可能性もあります。
個人差はあるものの、中にはその副作用から逆に妊娠しにくくなってしまう重篤な副作用が現れる人もいます。

軽度な副作用としては、眠気や頭痛、つわりのような吐き気を感じることがあると言われています。
その他にも目のかすみやイライラ感、発疹など様々な副作用が出た事例も報告されています。

副作用が起こる確率はさほど多くはないものの、個人差もあるため全く副作用が起こらない人もいれば複数の副作用が出る人もいます。
どんなに体に負担が少ないとはいえ、薬である以上は副作用の可能性は必ずついてまわりますので、もしも服用により少しでも異常が現れた時はすぐに医師に相談することが大切です。