顕微授精(ICSI)の成功率・妊娠率は?
顕微授精(ICSI)ってどのくらいの成功率・妊娠率なんですか?
最新の医療技術によって精子と卵子を顕微鏡で直接受精させるのが顕微授精(ICSI)。
この顕微授精を検討される方にとって気になるポイントと言えば「成功率」や「妊娠率」ですよね。
人工授精やタイミング法と比較して高い成功率、成功率を誇っているといわれています。
顕微授精では、女性は大変な思いをして採卵し、やっとのことで得た卵子を使って受精させるのですから出来る限り成功率・妊娠率が高いに越したことはありません。
というのも女性の卵子というものは有限なのです。
生まれ来てから少しずつ排卵していき、最終的にはゼロになります。
特に高齢出産や超高齢出産をお考えの方は、この有限の卵子をしっかりと成功に導いていきたいはずです。
今回はそんな気になる顕微授精(ICSI)の成功率・妊娠率についてご紹介します。
顕微授精(ICSI)の平均的な成功率・妊娠率
顕微授精の受精率は約70%程度と言われています。
ただ、大事なのは受精後の着床、そして妊娠するかどうかです。
そしてこの最終的な妊娠率・成功率は千差万別すぎて平均値を出すことは難しいと言えます。
正直、出そうと思えば出せますが、女性の年齢、不妊症の種類、精子の運動状態、採卵した卵子のレベル、病院のレベル、医師の技術力、などなど、それらすべてが加味されてきますので平均値としては、あまりにも意味が無いのです。
あえて言うのであれば、10~25%前後の方が最終的に妊娠に至っているそうです。
また、顕微授精と体外受精の妊娠率・成功率を比較すると体外受精の方が妊娠率・成功率は高いようです。
なお、顕微授精は、技術者の技量によるところが大きいと言われています。
評判を頼りに腕の良い技術者がいる病院を探すのも良いでしょう。