38歳。子宮筋腫を運動で克服!【私の妊娠成功談】
38歳で結婚をしてすぐに不妊治療を始めました。
もともと子宮筋腫持ちで冷え性のうえ、高齢ということもあり、妊娠しづらい身体だろうと、自分で思っていたためです。
治療を始めるや否や、主人とウォーキングを始めました。
冷え性は万病の元。
冷え性を治すことで、子宮が温まり、妊娠しやすい身体になると聞いていたからです。
妊娠するためには、適度な運動が必要とは知っていましたが、妊娠する人全員が適度に運動をしているとは思えないと、反発しながら、自分の冷え性を恨みつつ、週末は主人とウォーキングを始めることにしました。
最初は1キロ歩くのですら面倒でしたが、次第に距離を延ばすことができ、自分自身も体力がついているのが分かりました。
不妊治療始めてから1年半、毎週ではありませんが、ウォーキングを続けていたところ、片道2.5キロのウォーキングが心地よく思えるほど、体力がつきました。
問題の冷え性は決して改善しているとはあまり実感できませんでしたが、ウォーキングのおかげなのか、妊娠することが出来たのです。
ホットヨガにも通いました。
普通のヨガでもいいとは思うのですが、不妊治療の仲間がホットヨガをはじめ、冷え性が改善された気がすると言っていたため、同じところに通うことにしました。
週に1~2回通うことで、普段では絶対かけないだろという汗を思いっきりかいて身体の筋肉を無理なく使いました。
またヨガ特有のゆっくりとした動きや呼吸法を取り入れた有酸素運動をすることにより、代謝がよくなりリラックスすることが出来ました。
家の近所の銭湯の岩盤浴にも良く通いました。
この岩盤浴はさすがにお金がかかるので、月に2~3回ほどしか通えませんでしたが、ここでしっかりと汗をかくことが出来ていれば、新陳代謝が上がっていると、とらえることができるのです。
毎日運動することが出来れば、すぐに改善できるのかもしれませんが、仕事をしているとなかなかそれは難しく、今できることをとにかく一生懸命やるしかありませんでした。
妊活にはストレッチもいいと言われています。
お風呂上りには、ストレッチも行いました。
特に骨盤の位置を強制するストレッチは子宮の位置を改善し卵巣への圧迫を取り除いてくれるので、妊娠しやすい体づくりができます。
また骨盤内の血流をよくすることで、着床環境がよくなるのです。
私の場合は股関節を柔らかくするストレッチを重点に置いて、テレビを見ながら、毎晩行いました。
ウォーキングやヨガ、ストレッチを行っても、冷え性が改善された気がしないので、少々焦りはありました。
そこで、足湯を行うことにしたのです。
夜は仕事のため、ゆっくりと足湯をやっている時間はありませんから、午前中に行いました。
足湯1日1回行うことで、自律神経が整い、冷え性を撃退することが出来るのです。
今までも自己流で足湯を行ってはいましたが、今回は「妊娠したいための子宝足湯法」というものをインターネットで調べ、そのやり方にしっかりとそって足湯を行いました。
不妊治療中は運動としてウォーキング、ホットヨガ、ストレッチを行い、それらに加え、鍼治療、整体、妊活サプリを飲みました。
治療を始めて1年半、体外受精5回目のチャレンジで、ようやく妊娠することが出来ました。
不妊治療中、生理が来る度に辛い思いをしました。
〇〇をしたから妊娠できたとは言えませんが、とにかく自分の中で、妊娠できるために良いと聞けば、それらを全て実行しました。
不妊治療中、生理が来る度に辛い思いをしました。
私よりも若い女性が子供を抱いている姿やお腹の大きな妊婦さんを見るが辛い時期もありました。
今、自分が頑張っていることは、いつか実を結ぶことにつながるのだろうかと不安にもなりましたが、とにかく頑張るしかありませんでした。
そうでなければ、今頑張っている自分がかわいそうに思えてくるからです。
結果、妊娠することができましたが、そのときに思ったことは、辛い運動やトレーニングだったけれど、出産や育児には体力が必要。
頑張ったことは、無駄ではなかったということでした。
妊活で頑張っているみなさんは、とても不安でしょうけれど、頑張れるなら頑張ったほうがいいとおもいます。
やれるだけのことはやらないと、きっと後悔してしまうでしょう。
運動することは、決して妊活だけのためではないのです。
自分の体のためにも、運動することは決して損ではありませんよ。