産婦人科でタイミング法の治療を行い妊娠成功【体験ブログ】
私は自己流のタイミング法を3か月、産婦人科でタイミング法の治療を行ってから5か月で妊娠しました。
タイミング法とは、超音波検査などを参考にしながら排卵日を予測し、効果的な性交渉のタイミングが医師から指示される治療法です。
排卵誘発剤を併用して複数の卵子を排卵させ、受精の確率を高めることもあります。
最初の妊活として、まず基礎体温計で自分の排卵周期を付けることから始めました。
すると高温期が短い上、低温期と高温期の差が小さいことが分かりました。
調べたところ、こうした基礎体温の乱れは冷え性が原因の場合もあると知ったので、冷え性対策にも力を入れました。
いつもお風呂はシャワーだったのですが、毎日湯船にお湯を溜めて30分つかり、くるぶしの上にある冷えに効くというツボを押したりマッサージをしました。
初夏になっても足元はレギンスで、五本指ソックスの上に靴下を重ね、見た目を隠すためにロングスカートを履いていました。
冷たい水は飲まず、暖かいルイボスティーを飲むようにしました。ルイボスティはミネラルやポリフェノールなどの成分が卵子の質を上げ排卵周期を安定させてくれる効果があります。
またSODという成分が活性酸素を除去する働きを持ち、卵子の老化防止に役立ちます。
そして亜鉛には黄体形成ホルモンを活性化させる働きがあり、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促してくれます。
こうして基礎体温計を付けながら自己流でタイミングを取っていたのですが妊娠せず、3か月目で産婦人科にかかることにしました。
当時30歳だったのですが、周りが1~2週目で妊娠した人が多く、自分も若くない年齢だったので対策は早いほうがいいと思ったからです。
初めは排卵誘発剤を使わず卵胞チェックとHCG注射のみの治療をすることになりました。
産婦人科には3か月分の基礎体温表を持っていき、妊娠希望だができるだけ薬は使いたくないと伝えたところ、初めは排卵誘発剤を使わず卵胞チェックとHCG注射のみの治療をすることになりました。HCG注射とは妊娠維持に不可欠なプロゲステロンというホルモンの分泌を促す注射で特に害はないそうです。
この日から毎月生理が始まってから2週間後に仕事帰りに病院に行き、卵胞チェックと育っていればHCG注射を打つ日が始まりました。
その治療から2か月経ちましたがまだ上手くいかず、またその頃周りで妊娠が相次ぎ、気持ちが不安定になってしまう事もありました。
気持ちが不安定になり自分でもストレスをはっきり感じるようになると、今度はただでさえ安定していない基礎体温計がガタガタになってしまいました。
低温期なのに高温期並みの体温だったりその逆もあり、ストレスは体に直ちに影響を及ぼすことを実感しました。
なるべくストレスを溜めないようにしようとしてもこれも上手くいかず、また先生に相談しました。
すると「加味逍遙散」というツムラの漢方薬を処方されました。
加味逍遙散とは血液循環をよくして体をあたためたり、ホルモンのバランスを整える効果のある漢方薬です。
イライラや不安感、生理不順などにも効果があるとのことで、それから毎食後に服用しました。
漢方薬を服用し始めてから、治療が前に進んでいるという安心感からか、基礎体温は安定してきました。
また低温期もほぼ2週間で高温期に移行し、その高温期も高い体温を維持できるようになりました。
はっきり目に見えて効果が現れ、嬉しかったです。
その後3か月でようやく妊娠しました。