当帰芍薬散の効果・飲み方は?【不妊症の漢方薬】
不妊症・更年期に効くツムラ・クラシエの当帰芍薬散とは?
ツムラやクラシエを始め、メジャーなところからも販売され、非常に有名な不妊治療に良いとされる漢方薬が今回紹介する「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」です。
この「当帰芍薬散」は漢方の原典である『金匱要略(きんきようりゃく)』に記載されているほど、古くより多くの女性に用いられてきた全ての女性にお勧めできる漢方薬です。
基本的には血行をよくして体をあたため、身体全体の血流を改善します。また、痛みをやわらげたり、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。
当帰芍薬散の効果・効能は?
そんな当帰芍薬散の主成分は「当帰」と「芍薬」。
女性特有の症状の多くに効果があり、具体的には月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、貧血、疲労倦怠、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りなど多くの症状に効くとされています。
特に身体が比較的弱い方や、虚弱体質の方、病弱な方、疲れやすい方にとってもおススメです。
服用することで少しずつ体質改善に繋がっていく事でしょう。
栄養満点の食事と適度な運動と合わせて効果を上げていく事がおススメです。
当帰芍薬散の飲み方・副作用は?
当帰芍薬散の飲み方ですが、成人(15歳以上)3錠、3回です。
顆粒だったり錠剤なので飲みやすく、漢方独自の味や匂いがないのも飲みやすくていいですね。
漢方薬って聞くと、臭いが独特だったり、味が苦かったりするイメージが強いですが、この当帰芍薬散であれば顆粒だったり錠剤ですのでとってもお手軽です。
鞄に入れて持ち運びもしやすいので飲み忘れもしにくいのもおすすめポイントです。
まずは手軽に漢方で健康な身体作りを・・・という方にとってもおすすめなのが当帰芍薬散と言えるでしょう。
気になる副作用は?
そして気になる副作用ですが人によっては発疹・発赤、かゆみ、消化器、食欲不振、胃部不快感があるらしいです。
そのような場合は直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください