仕事と両立しながら不妊治療を続けて3年目にして・・・【体験ブログ】
27歳で結婚、33歳で出産しました。
27歳で恋愛結婚をし、30歳後半から不妊治療を始めました。
結婚して3年間子供が出来ずにいたにも関わらず、すぐに治療を開始しなかった理由は、「まだ20代」と「仕事が忙しい」という2つです。
正直、まだ20代だから大丈夫だろうとタカをくくっていたのですが、30歳を超えてから一気に焦りだし、不妊治療を開始したのです。
ただ、そこで問題になったのは仕事をどうするか・・・・という問題でした。
特にタイミング法を試して半年たったころ、人工授精へのステップアップを考え出してから仕事と不妊治療の大変さを思い知っていったのです。
まずは職場の仲間に伝えてみた
私の職場は某有名アパレルブランドで、30歳になった私は副店長でした。
正直、店舗内で一番忙しい?のではと思うほどの仕事量をこなしていたので、私が辞めたら・・・と思うと、不妊治療を開始=休職or退職とは考えられませんでした。
また、大卒で働き始めてやっと副店長になり、そして店長というポジションが見え始めていたこともあり、このキャリアを捨てたくないという強い思いを持ちました。
そこでまずは店長と相談することに。
この店長が物凄く味方になってくれて、フレックスタイムでの出勤や有給休暇の取得など、大いにサポートしてくれました。
さらにとても良かったことが、会社自体が動いてくれた事です。
幹部社員に女性が多いことから、出産前後休暇や育児休暇は手厚い社風だったのですが、私と同じように不妊治療中の社員へのサポートも始めてくれたのです。
人工授精や体外受精の為の採卵スケジュールがわかっていれば、事前に申請を行い、休暇を取れるようになっていったのです。
もちろん、この制度だけではありません。
職場の仲間たちが出来る限り協力してくれたのが大きかったと思います。
もちろん私も休日に関しては出来る限り職場仲間の要望に協力するようにしてきました。
普段から良好な職場作りに励んでいて良かったと思いますね。本当に助かりました。
そんなこんなで約3年間の不妊治療を行い、無事に出産できました、
不妊原因はあきらかになっていませんが、お医者さんいわく私の方に何かしらの原因が・・・・とのことでした。
人工授精を5回行いましたが全て失敗に終わり、体外受精2回目にて妊娠が出来ました。
仕事をしながらの不妊治療は、休暇の制度があるとはいえずっと休めるわけでもなく正直大変でした。
また、職場中にも頼りっきりになるわけにもいかず、身体が辛くても出社・・・なんてこともザラでした。
しかし、なるべく本当の意味で「休日」を定期的に1日作ることをお勧めします。
仕事も遊びも治療もしない、完全に身体を休める「休日」です。
私の場合はスーパー銭湯でゆっくりしたり、家でリラックスしたりして半ば強制的に身体を休めていました。
仕事、不妊治療、遊び・・・ではいつか身体を壊してしまうとお思います。
半ば強制的に身体を休めることが大事だと痛感しています。