妊活にアロマテラピーを取り入れよう!おすすめは?
妊娠力を上げるおすすめアロマテラピー&アロマオイル
妊活世代は働き盛り。
仕事と赤ちゃん待ちの両方のストレスを抱えて生活しています。
そのストレスが妊活の邪魔をしているのをご存知でしょうか?
赤ちゃんはリラックスした心と体に宿ります。
妊活の邪魔ものであるストレスをアロマテラピー(芳香療法)でやわらげることができます。
妊活にアロマテラピーを取り入れて、穏やかな気持ちで赤ちゃん待ちをしてみませんか?
ストレスが妊活の邪魔?!アロマで発散!
女性の体はとてもデリケート。
過度なストレスで女性ホルモンの分泌が滞ると、ホルモンバランスが崩れてしまい、月経異常や排卵機能の低下が起こってしまいます。
また、ストレスは女性だけでなく男性にも影響します。
男性はストレスが原因で男性ホルモンの分泌が低下します。
男性ホルモンが低下すると性欲の減少、精子数の減少、精子運動率の低下などを引き起こし、男性不妊につながります。
妊活をしたい・妊活中であれば、女性も男性もリラックスしていることがとても大切なのです。
ストレスにはアロマテラピーが有効!
アロマテラピーはリラックス効果を証明する報告がされています。
不安や恐怖心などをなくすことが、不妊治療に有益という理由から、アロマ外来を設置する不妊症専門クリニックや婦人科も増えてきました。
アロマの心地よい香りは、脳の視床下部を刺激して、脳の他の部分や体に指令を送って即座にリラックスをもたらします。
心がリラックスすると、女性ホルモンの分泌が正常化されホルモンバランスがよくなります。ですので、ストレスにも、妊活にもアロマテラピーが有効といえるのです。
妊活中におススメのアロマ
アロマテラピーは精神的にリラックスさせるだけでなく、植物の香りに含まれている薬効成分が生理的にも作用します。
長期的に使用すると体質改善が期待できるので、妊活中は女性ホルモンと関係ある香りを選ぶとよいでしょう。
妊活中におススメのアロマをご紹介します。
■イランイラン
イランイランは、心を落ち着かせて女性らしいエネルギーに満ちる香りです。
子宮強壮、性的強壮、催淫作用、ホルモン調整などの作用があります。
■ローズ
女性らしい香りの代表選手。
ホルモン調整、鎮静作用があるので月経不順、月経痛、PMS(月経前症候群)などに効果があります。
■ゼラニウム
リラックスを促し、女性的な感受性を高める香りです。
性的強壮、ホルモン調整、利尿、解毒などの作用があり、月経不順や浮腫みの改善に効果があります。
■サンダルウッド
体の巡りをよくして、体内をスッキリさせる香りです。
鎮静、性的強壮、利尿、血液浄化などの作用があります。
不妊症の人はまずは体の巡りをよくすることが大切です。
■ジンジャー
体を温めて元気を取り戻す香りです。
性的強壮、発汗、加温、血管拡張、免疫力アップなどの作用があり、不妊の大敵である冷え症改善に効果あります。
ご紹介したおススメのアロマの香りがあまり好まないときは、自分が一番心地よいと感じる香りを選んでも問題ありません。その時その瞬間に心地よいと感じた香りを選ぶことがリラックスへの近道です。
妊活中に一番大切なのはリラックスです。まずはリラックスすることを優先しましょう。
お手軽アロマテラピーの方法
自宅でアロマテラピーをするには、専用のアロマディフューザーやアロマポットなどで芳香浴を行うのが簡単で一般的ですが、もっと手軽にできる方法があります。
ティッシュペーパーにアロマオイルを数滴垂らして、枕元に置いておくと、寝付きや目覚めが良くなります。
不眠気味でなかなかリラックスできない、疲れが抜けないときに効果的です。
また、湯船に数滴たらして芳香浴をするのもよいでしょう。
オイルトリートメントを行うときは、アロマオイルを植物油(ホホバオイル・スィートアーモンドオイルなど)で1%程度(※植物油10mlに対してアロマオイル2滴)の濃度に希釈して使用します。
アロマオイルは植物の薬効成分を凝縮して抽出しています。
肌に塗ってトリートメントを行う場合は、刺激が強いので必ず植物油などで希釈をしてから使用しましょう。
アロマオイルトリートメントのススメ
人は人の温もりによって癒されるといわれています。
アロマオイルトリートメントは、アロマの薬効成分の効果、心地よい香り、人の手の温もりのトリプル効果で効率よくリラックスと体質改善をもたらします。
夫婦で仲良くオイルトリートメントをしあうのが一番の妊活といえるのではないでしょうか。
最近では、妊活用に調合したオイルを使った妊活サポートメニューを提供するアロマテラピーサロンも登場しています。
こういったサロンやクリニックのアロマ外来などを利用して、妊活のストレスとうまく付き合っていくのもよいですね。