妊活とは?
ここ数年で一気に使われるようになった「妊活」という言葉。
この妊活という言葉が世に出てきて数年たちますが、すでに多くの方へ浸透して来ていますよね。
このように一般化してきた言葉ですが、そもそも妊活とは一体どんな活動の事を言うのでしょうか。
厳密に言えば「妊娠の為の活動」、略して「妊活」ですので、いかにして妊娠するかの活動ですが、その活動は非常に多岐に渡ります。
今回はそんな「妊活とはどんな活動の事をいうのか」ご紹介していきます。
食生活を変える
非常に重要かつ、メインになってくるのが「食生活を変える」事です。
妊活中に毎日ハンバーガーやポテトチップスの間食、野菜を持ったく食べなかったり、朝ご飯を食べなかったり・・・なんてことはご法度です。
健康的な食事かつ、身体を温めるような食材を食べるようにして、いわゆる「冷え性」を改善するような食事に変更していくと良いと言われています。
中には卵子や精子の質を向上させる抗酸化作用を持った食材もあり、これらの食材を多用することで妊娠率・妊娠力のアップが見込めます。
夜の生活を見直す
妊娠するためには適切なタイミングで性交する必要があります。
排卵の5日前くらいから性交すると妊娠率・妊娠力のアップが見込められていますが、排卵日に惑わされず夫婦間の仲を大事にしていくことが重要です。
女性は基礎体温表を付ける
これも基本的なところですが、排卵日を知るために「基礎体温表を付ける」事も最低限やっておきましょう。
ただ、最近ではこの「基礎体温表」については大きくズレが生じる場合もある事から、絶対的な信用はしないように注意される場合もあり、大まかな流れを知るために行う方が多いようです。
生活習慣を改善
そして、最も重要なのがこの「生活習慣を改善」することです。
以下のような生活習慣はありませんか?
これらを改善していくことが「妊活」にとって、妊娠率・妊娠力のアップにとって、非常に重要なものとなっています。
- 連夜の徹夜
- 慢性的な運動不足
- 日常的な飲酒
- 喫煙習慣
- ストレスだらけの仕事
- ばらばらの生活リズム
上記のような生活習慣は妊活にとって最大の敵と言えます。
いきなり全く無くすのは難しいかもしれませんが、すこしずつ改善していきましょう。
早めに産婦人科へ
そして、最後におすすめの妊活が「早めに産婦人科へ行くこと」です。
正直、いくら妊活をしても、しっかりと産婦人科で専門の治療をしない限り妊娠しづらい体質というものもあります。
また、男性女性いずれかに不妊症の疑いがあるかもしれないのです。
産婦人科に通う事を後回しにして、いわゆるネットや本で見た「妊活情報だけ」で妊活することは非常にリスキーなのです。
私の周りにも、いわゆるネットや本で見た妊活(漢方療法や食事療法etc.)をしていて中々子宝に恵まれず、妊活開始から2年後に産婦人科にいったところ夫婦ともに軽度の不妊症があったそうです。
結果的には不妊治療の結果、幸いなことに不妊症は改善し、子宝に恵まれたそうですが、夫婦ともに言っていたのは
「もっと早く産婦人科に行っておけば良かった!」
という言葉でした。
自分だけの判断や、ネットや本だけの知識で妊活することは避ける事。これは非常に重要です。
ぜひ、自分よがりの妊活にならないように、言葉だけの妊活にならないようにしましょう。
まずは、パートナーと一緒に産婦人科へ行くことから始めてみてはいかがでしょうか。
くれぐれも自己判断での妊活を続けることはせずに、しっかりとパートナー、そして医師と共に妊活を行っていきましょう。