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男性側の不妊理由。4大原因は・・・
男性にも原因がある
「3年子なきは去れ」昔は、3年して子供ができない場合、女性に問題があり、離婚されることが昔はありました。
今は情報も正確に伝わり、男性にも原因がある可能性が明らかになりました。
実際不妊原因の割合は、女性のみ41%、男性のみ24%、男女ともにあり24%、原因不明11%となっています。
このように不妊の原因の半分が男性にもあります。ですから、不妊治療を考えるときに、男性の検査も必要になります。
精液の異常や射精、勃起の状態から、男性に自覚症状があるならば男性に原因があることを認めてくれ、治療に臨むことができますが、そうでない場合は、女性だけが検査をして、空回りして時間を無駄にすることになってしまいます。
できれば、不妊治療を始める前に、二人で話し合い、二人で検査を受けることがいいと思います。
男性由来の不妊原因は大きく分けて4つ
精子の数が少ない
1mL中に1,500万個以下の場合、乏精子症、前進する精子が40%未満の場合、精子無力症、精子が動いていない場合、精子不動症となります。
原因不明なこともありますし、精巣の働きが悪いため引き起こされる造精子障害や、こぶのような物が精巣近くにできる精索静脈瘤があります。
精液中に精子がいない
精子の通り道につまりがある閉塞性無精子症。
精子を作る機能に障害がある非閉塞性無精子症があります。
射精ができない
膣内で射精ができない膣内射精不能や精液が膀胱に逆流してしまう逆行性射精障害、全く射精ができない場合は精子形性障害の疑いがあります。
性器がたたない
勃起障害EDと言われています。
いずれの場合も、詳しく検査をして、的確な治療をすれば改善されるものも少なくありません。
投薬で治る場合もあれば、手術が必要な場合があります。
男性の場合、女性よりも自分に不妊の原因があることを負い目に感じ、ストレスを感じやすくなるようです。
特に、二人でよく話し合う必要性が大きくなります。
また、男性不妊専門の医療機関はまだ少ないようです。調べて専門医にかかることをおすすめします。