器質性ED(勃起不全)とは?
生活習慣病により起こるEDが「器質性ED」
精神的な要因で起こるEDが心因性EDですが、他の病気の症状によって、身体的な影響を受けて副次的にEDとなるのを「器質性ED」と言います。
単なる老化によるED(勃起不全)もこの分類に入ってきますが、ほとんどの場合は高血圧、糖尿病などの生活習慣病が原因となります。
基本的に、生活習慣病によって血管や神経が悪影響を受けて起こる混合型のEDです。
男性器の血の巡りや神経が高血圧、糖尿病などで影響を受ければEDになるのは想像できますよね。
また、前述のとおり、老化によるEDもこの器質性EDに分類されますが、その場合は動脈硬化による血管障害が原因になっている場合が多く報告されています。
血がどろどろになって巡りが悪くなればED(勃起不全)になるのです。
糖尿病は要注意!!
特に糖尿病は「器質性ED」と親和性が非常に高いことで有名です。
糖尿病患者のうち、なんとEDを併発するのは約75-80%前後とも言われています・・・
そもそも糖尿病という病気は、血管や神経などに障害が起こす病気です。
この為、高血圧、高脂血症などの生活習慣病と比べても段違いのED併発率となっているのです。
このように、生活習慣病というものは糖尿病をはじめ、男性の妊娠力という観点で見たとき、非常に悪影響を及ぼすことがお判りいただけたでしょうか。
糖尿病患者のうち、EDを併発するのは約75-80%前後という数字がすべてを物語っていますよね。
生活習慣病はありとあらゆる他の病気を引き起こすものだと理解しておきましょう。
飲酒、喫煙、寝不足、高カロリーの食事、それら全てNGです。
まずは健康的な食事、適度な運動、そして何よりしっかりとした生活リズムで過ごしていくことが器質性ED(勃起不全)を予防する近道でしょう。