腹腔鏡検査とは?費用と気を付ける事
内視鏡検査をして、子宮や卵巣を検査
下腹部に数か所小さな穴を空けてお腹の中(子宮、卵管、卵巣など)を内視鏡カメラで直接見る方法を腹腔鏡検査と言います。
腹腔鏡は別名ラパロスコープと呼ばれ、医者が直接目視して診断を行います。
検査中は全身麻酔をしますので、痛みはありません。
あったとしても術後に軽度の痛みがあるかどうかレベルですし、場合によっては入院も必要なく日帰りで帰ってこられる病院もあります。
ネット上ではこの腹腔鏡検査で痛みを感じた・・・なんて情報が出回っていますが、前述のとおり術後に軽度の痛みがあるかどうかなのであまり心配しないでくださいね。
どうしても腹腔鏡検査での痛みが心配な方は、検査前にしっかりと医師に相談しましょう。
腹腔鏡検査で何がわかるの?
子宮や卵管の周囲の癒着 の有無、子宮内膜症の診断においてはこの腹腔鏡検査が最も使われます。
また、不妊原因がわからない場合にこの腹腔鏡検査をすることが多く、不妊原因の突き止めにも用いられています。
場合によっては色素を子宮内に注入したりして、卵管がしっかりと通っているかを確認したりすることもあったり、様々な目的で使用されるのが腹腔鏡検査です。
なお、この腹腔鏡検査では、場合によっては子宮内膜症の治療なども同時に行いますので、検査後は妊娠しやすくなるというメリットがあります。
腹腔鏡検査の費用・金額は?
腹腔鏡検査は10万~20万の費用・金額が一般的なようです。
保険の適用認められていますので、病院によって変わってくるので一概にも言えませんが大体この程度で検査できます。
なお、この金額には数日間分の入院費用も入っているのでご注意ください。
検査中は全身麻酔をしますので、ほとんどの方が体調を優先して術後に数日間の入院をする場合がおおいので、上記金額はコミコミだと思っていてください。
腹腔鏡検査で気を付ける事
超音波検査やヒューナーテストとは違い、全身麻酔をして小さいながらも体に穴を空ける手術ですので、身体に負担もかかりますし、時間もかかりますし、金額も増えます。
ある意味、デメリットでもありますので注意が必要です。
とはいっても、前述のとおり腹腔鏡検査は検査後に妊娠しやすくなったり、軽度のものであればその場で手術が出来てしまったりとメリットが非常に多いのも確かですので医師の診断の上、検査してみましょう。