クラミジア検査とは?方法と費用
クラミジア検査ってどんな検査ですか
昨今の日本において、急速に患者数が増えてきているのがクラミジアです。
日本におけるクラミジア感染者数は100万人以上といわれ、今なお増加傾向にある性感染症(STD)の一種です。
恐らく皆さんも聞いたことのあるのではないでしょうか。
クラミジア検査とは、その名のとおりこのクラミジアにかかっているかどうかを検査するものであり、非常に大事な検査と言えます。
それもこのクラミジアに感染すると、特に女性は子宮や卵管、卵巣等々の繊細な器官に炎症を起こしてしまい、不妊症の原因になり得るからです。
今回はそんなクラミジア検査についてご紹介していきます。
クラミジア検査の方法は?
基本的にクラミジアに感染しているかどうかは、感染患部から、病原体であるクラミジア・トラコマチスが検出されるかされないかを検査するものです。
方法としては何種類かありますが特徴としては男女で検査方法が違うのがポイントです。
男性の場合は「尿検査」がメインですが、女性の場合は「子宮頚管から分泌物を採取」する検査を行います。
両者とも原因となる病原体であるクラミジア・トラコマチス病原体が検出されるかどうかを検査することには変わりありません。
男性の場合、「尿検査」ですのでそれほど抵抗感は無いと思いますが、女性に関しては「子宮頚管から分泌物を採取」するので人によっては抵抗感を示す方もいらっしゃるでしょう。
その場合は医療機関で行うのではなく、簡易的なクラミジア検査キットを用いて自宅で行う事も可能です。
無論、医療機関で行うよりかは精度は落ちますが選択肢の一種として覚えておきましょう。
クラミジア検査の費用っていくらぐらい?
クラミジア検査の費用は平均して5000円前後が相場なようです。
更にはその後の治療費用として3000~5000円ほどかかる場合も多く、トータルで1万円見ておけば安心でしょう。
しかし、不妊症検査の場合などは他の感染症を同時に検査することも多く、そのような場合にはさらに検査費用がかかることを覚えておきましょう。
改めて、日本におけるクラミジア感染者数は100万人以上と言われています。
もしかしたら・・・と、何かしら思い当たりがある方はサクッと検査しておいた方が良いでしょう。
簡易的な検査キットもあるので気になる方は是非とも検査を。