一回の流産なら染色体異常が最大の原因だけど・・・

妊娠初期に発生する流産の原因の大半は胎児の染色体異常が原因と言われています。
確率で見ていくと、流産そのものの割合・発生率が10-15%程度といわれ、その流産の中でも70%ほどが胎児の染色体異常が原因とされています。

1回のみの流産というものは8-10人に1人も発生する確率ですので、一回で不育症を疑う事はありません。

しかし、この流産が2回、3回と繰り返された場合は他の原因を強く疑うべきです。
複数回流産を繰り返す場合は、胎児の染色体異常ではなく両親のどちらかにリスク因子がある場合がある可能性が高くなります。

不育症に関しては様々な原因やリスク因子が確認されており、原因特定の為には多種多様な検査を必要とします。

母親側にはたくさんの可能性がある

基本的に不育症に関しては夫婦どちらにでも原因になり得るリスク因子は存在しています。
ただ、女性に関しては男性よりも多くのリスク因子をもっており、原因も多種多様です。

特に流産した時期が妊娠10週以降の場合では、女性側に原因がある場合が多いとされています。
主な女性側の要因としては

  • 子宮形態異常
  • 凝固異常(抗リン脂質抗体症候群)
  • 内分泌異常

等が考えられます。
これらの原因を特定するために様々な検査を行っていき、徐々にスクリーニングをかけて特定していきます。

原因不明の場合も多い不育症

原因の種類が多い不育症ですが、あらゆる検査を行っても原因を特定できない原因不明の場合も多いとされています。
このような場合は遺伝的に引き起こされる偶発的な染色体異常を複数回繰り返した可能性もあります。

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