40歳手前で人工授精(AIH)。2回目で妊娠成功。【体験談ブログ】

“結婚が38歳と遅かった私ですが、夫婦共に子どもを望んでいました。

半年ほど自分たちでタイミングをもちましたが授かりません。
ちょうどその頃、ニュースでも卵子の老化や不妊治療も話題になり、30代後半で半年授からなければ病院を受診した方が良いことを知り、職場から通院しやすい不妊専門病院へ通うこととなりました。

生理不順だった私は、クロミッドという排卵誘発剤の錠剤を生理中に3日間飲み、超音波検査で排卵の時期を探りながらタイミング指導を半年続けましたが、やはり授かりません。
医師からは年齢的にも人工授精へのステップアップを勧められました。

そこで私が疑問に思ったことが、人工授精に意味があるのかということです。

旦那の精子にはまったく問題がなく、卵管造影検査により卵管の詰まりもないことが判明していました。
私たち夫婦の不妊の原因は、確実に女性側のものです。

人工授精は、男性側が原因の不妊の場合に有効な治療と聞いていましたので、私たちには当てはまらないのではないかと思ったのでした。

しかし、医師はまずは人工授精からのステップアップを勧めてきます。

体外受精にしてしまった方が早いのではないかと思いつつ、経済的にかなりの差があるため、私もまずは人工授精を試そうという気になりました。
体外受精では30万以上かかりますが、人工授精は2万円程度ですから、人工授精で授かれればとても助かります。

結局、人工授精をすることにし、これまでと同じくクロミッドを飲み排卵を誘発、タイミングを取りました。

人工授精は精子を注入するだけですので、排卵までの治療はタイミング法と変わりませんでした。

私の生理周期は30日以上あり、その月によってかなり違うのでタイミングを調べるために通院は増えることが大変です。
そろそろと予想した日に超音波検査で確認すると「まだ小さいなぁ。これはいつ排卵か全然読めないね」と言われることもよくありました。

人工授精の際もその調子でいましたが、突然「明日やった方が良さそう」となり、朝に旦那の精子を持って行くことになりました。

精子を採取してから病院まで3時間以内、できれば1時間以内が望ましいとのことで、旦那には出勤ギリギリにお願いし、専用の容器にアルミホイルを巻いて鞄に入れ、朝の8時に病院の窓口へ提出しました。
精子の入った容器を窓口の女性に渡すのは恥ずかしく感じましたが、相手は慣れていて事務的に受け取り受付番号を渡してくれました。

その後、1時間半から2時間待機している間に、精子を遠心分離機にかけて運動率の高いものだけにしてくれます。

呼び出しを受けると内診室でまだ卵子の状態を確かめてから、精子を注入する作業になりました。

「入れます」という医師の声かけがあり、ほんの少しの違和感はありましたが痛みはまったくありません。
そのまま5分間内診台の上で安静にする必要がありました。

後日、排卵済みであることを確認できてから、HCG注射をうちました。
この注射はヒト絨毛性ゴナドトロピンというホルモンで、妊娠を維持するためのプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を促すものです。
人工授精は以上の工程で終了しました。

そして私の場合は、1度目は生理がきてしまいましたが、2回目の人工授精で無事に妊娠、出産することができました。
医師からは人工授精は6回まで。それ以上は妊娠の確率は上がらないと説明されていましたので、2回目で授かることができてほっとしました。

人工授精は無駄ではないかと思っていた私ですが、男性不妊以外でも妊娠する可能性は上がるということを、身をもって知りました。
痛みもなく、自然妊娠とほとんど変わらない治療ですので、タイミングでなかなか授かれない方は試してみる価値があると思います。

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