韓国済州島の守り神トルハルバンで子宝祈願♪【世界の子宝スポット】
お隣の国、韓国の済州島にある「守り神トルハルバン」とは?
日本各地には昔から子宝や安産祈願で人気を集めるスポットや神社がありますが、同じような場所は海外にももちろんあります。
どんな場所に住む女性であれ、子宝に恵まれたい、元気な赤ちゃんを無事に産みたいという願いはいつの時代も変わらないものですからそれは当然のことでしょう。
ここではお隣の国、韓国の済州島にある「守り神トルハルバン」について紹介していきたいと思います。
「いわのおじいさん」という意味の石像トルハルバン
済州島は韓国の観光スポットの中でも特に人気のある場所ですが、そこに「トルハルバン」という石像があります。
トルハルバンは韓国では古くから守り神として大切にされており、済州島の方言で「いわのおじいさん」という意味を表しています。
ちょうど日本でいうところの道祖神やお地蔵様といったところでしょうか。
しかしなぜトルハルバンが作られたのかという明らかな説はまだわかっていないようです。
説はいくつかありますが、その一つとして済州島の女性は気質が強く風水学上のバランスが崩れてしまいがちになるため、男性の象徴であるトルハルバンを作ったという説もあります。
石像はたくさんありますが、どれもとんがり帽子をかぶっています。
これは男性の性器を表していると言われており、そのためトルハルバンは子宝祈願としての効果があるとされています。
ご利益を得る方法?トルハルバンの鼻の部分を削る?
具体的には、トルハルバンの鼻の部分を削って飲むと子宝に恵まれるとか、鼻に触ると男の子に恵まれるといったご利益があるようで、昔から子宝に恵まれたい女性にとっては大変親しまれてきました。
とんがり帽子に大きな目をしているという特徴はどのトルハルバンにも共通していますが、日本のお地蔵様が一つとして同じ顔のものがないのと同じで、トルハルバンもその体つきや顔はどれも少しずつ違いがあります。
トルハルバンは済州島のあちこちで目にすることができます。
子宝祈願としてはもちろんですが、学業成就や無病息災などいろいろな願いを叶えてくれる守り神です。
どのような願い事を叶えてくれるかは、先程述べたトルハルバンの微妙な体つきなどの違いによって変わってくるようですから、訪れる前にチェックしておくとよいかもしれませんね。