向井亜紀さんの代理母出産について【不妊治療した芸能人】
向井亜紀さんの不妊治療内容と妊娠、子供出産までの経緯
夫でプロレスラーの高田延彦と結婚した向井亜紀さんは代理母出産のうえ双子の子供の子宝に恵まれた芸能人です。
厳密に言うと向井亜紀さんの場合、不妊症だったわけではありませんでした。
妊娠発覚と一緒に子宮けいがんも発見され、妊娠5カ月の時に子宮を全摘出されてます。
どうしても「プロレスラーの高田延彦」のDNAを後世に残したい。自分たちの子供が欲しいと強く思った向井亜紀さんは、2002年に代理母出産のためにアメリカへ渡ったそうです。
日本では代理母出産は原則的に禁止
そもそも代理出産とは簡単に言うと「不妊のカップルに代わり第三者の女性が子供を出産する方法」です。
日本ではこの代理出産は認められておらず、このため代理出産が認められているアメリカへ渡ったのです。
向井亜紀さんの場合は子宮頚ガンによる子宮全摘だったため、ご自身の卵巣からの卵子は採取出来たので、高田延彦さんの精子を向井亜紀さんの卵子に人工的に授精させ受精卵を代理母の子宮内に着床させたのです。
代理母出産という選択肢はまだまだ日本では一般的ではなく、社会的に認知度も低く、向井さんの全てを公にした姿勢は今後の日本の代理出産の対して大きな影響を与えました。
双子の元気なお子様と向井さんと高田さんの4人の笑顔が素晴らしいですね。
代理母出産の是非は世界中で起こっており、明確な法律の無いまま向井さんは代理出産という道を選んだのです。
なお、今回の高田家の出産代理をされた方はその後子宮破裂の危機に陥ったそうです。
裏には様々な問題が秘められていそうですね。
代理母出産の危険性、反対派の意見
そう、高田家の出産代理をされた方はその後子宮破裂の危機に陥ったのです。
子宮破裂は命の危険もある重病です。
現代になって医療技術が発展したとはいえ、出産というものは命がけです。
言い方を強くするならば代理出産は「代理母の命の危険性を金で買う」とも言えます。
また、大きな問題は代理母のそのほとんどが借金等の金銭的な面で代理母を行っているのです。
これも言い方を強くするならば代理出産は「金持ちによる貧困層からの命の搾取」とも言えます。
命の危険を代理母に負わせ、お金で解決する・・・それが代理出産です。
表面的なところを見れば向井亜紀さんの場合はとっても美談に思えます。
しかし裏を返せば「借金を背負った女性にお金を払って命の危険のある出産をさせた」のです。
ここまでして子供が欲しいかどうか、万が一代理母に何かあった場合どうするのか、生まれてきた赤ちゃんのアイデンティティ、生まれてきた赤ちゃんに障害があったら・・・・
代理母出産はこのような問題をはらんでいます。しっかりと表面的な面だけではなく、しっかりと真実も知ることが重要ですね。